特許
J-GLOBAL ID:200903079557084941
学習型無線パケット転送方法および該方法を用いた無線基地局
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
古谷 史旺
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-240706
公開番号(公開出願番号):特開2000-069046
出願日: 1998年08月26日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 無線基地局の装置規模と消費電力の増加を伴わずにパケット転送を可能にし、無線基地局が次に転送する適当な無線基地局を容易に判断できる。【解決手段】 無線基地局間を転送されるパケットBを受信した無線基地局は、送信元アドレスで示される送信元無線端末と、送信局アドレスで示される転送元無線基地局とを対応付けてアドレステーブルに登録する。また、パケットBの宛先アドレスで示される宛先無線端末について、アドレステーブルに登録の送信元アドレス(送信元無線端末)を検索し、対応する送信局アドレス(転送元無線基地局)を受信局アドレス(転送先無線基地局)とするパケットBを生成する。また、宛先無線端末が全無線基地局のアドレステーブルに未登録の場合には、最初の送信パケットは全無線基地局へ転送し、登録済みの無線端末宛てのパケットは、送信元無線端末に関わらずアドレステーブルに基づいて転送先を決定する。
請求項(抜粋):
複数の無線基地局と1つ以上の無線端末とからなる無線パケット通信システムにおいて、前記複数の無線基地局間で、その中の1つの特定無線基地局(ルート局)を起点としたツリー状の通信路を形成し、前記ツリー状の通信路を介して前記無線基地局間で送受信するパケットBは、ヘッダ部に送信元無線端末のMACアドレスを含む送信元アドレス、宛先無線端末のMACアドレスを含む宛先アドレス、当該パケットを送信する転送元無線基地局のMACアドレスを含む送信局アドレス、当該パケットを受信する転送先無線基地局のMACアドレスを含む受信局アドレスを有し、前記複数の無線基地局は、それぞれ自局に帰属する無線端末を登録する帰属テーブルと、前記ツリー状の通信路に基づいて中継可能な無線基地局を登録する中継無線基地局テーブルと、宛先無線端末(宛先アドレス)と転送先無線基地局(受信局アドレス)を対応付けて登録するアドレステーブルとを有し、前記各無線基地局は、前記パケットBを受信したときに、送信元アドレスで示される送信元無線端末と送信局アドレスで示される転送元無線基地局とを対応付け、宛先無線端末(宛先アドレス)と転送先無線基地局(受信局アドレス)に見立てて前記アドレステーブルに登録し、宛先アドレスで示される宛先無線端末が前記帰属テーブルに登録されていれば、その宛先無線端末へパケットを送信し、宛先アドレスで示される宛先無線端末が前記帰属テーブルに未登録で、かつ前記アドレステーブルに登録されていれば、その宛先無線端末に対応する転送先無線基地局へ前記パケットBを送信し、宛先アドレスで示される宛先無線端末が前記帰属テーブルおよび前記アドレステーブルに未登録で、かつ前記パケットBを送信した転送元無線基地局以外に中継可能な無線基地局が前記中継無線基地局テーブルに登録されていれば、その中継可能な全無線基地局へ前記パケットBを順次送信し、宛先アドレスで示される宛先無線端末が前記帰属テーブルおよび前記アドレステーブルに未登録で、さらに前記パケットBを送信した転送元無線基地局以外に中継可能な無線基地局が前記中継無線基地局テーブルに未登録であれば、前記パケットBを廃棄することを特徴とする学習型無線パケット転送方法。
IPC (3件):
H04L 12/28
, H04B 7/26
, H04L 12/56
FI (3件):
H04L 11/00 310 B
, H04B 7/26 M
, H04L 11/20 102 D
Fターム (29件):
5K030HC14
, 5K030HD09
, 5K030JL01
, 5K030JL07
, 5K030KA05
, 5K030LB05
, 5K030MD04
, 5K030MD09
, 5K033AA01
, 5K033AA04
, 5K033CB11
, 5K033CC01
, 5K033DA16
, 5K033DA17
, 5K033DB12
, 5K033DB18
, 5K033EA07
, 5K033EC01
, 5K033EC04
, 5K067AA11
, 5K067AA41
, 5K067CC08
, 5K067DD57
, 5K067EE02
, 5K067EE10
, 5K067EE24
, 5K067HH17
, 5K067HH23
, 5K067HH31
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