特許
J-GLOBAL ID:200903079560192119

冷凍用コンプレッサのヘッド及び消音器における改良

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-523112
公開番号(公開出願番号):特表2001-503833
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】コンプレッションシリンダと、ヘッドと、このヘッドと前記シリンダ本体との間に配置され、吸気開口部を備えたバルブプレートと、この吸気開口部の吸入側に配置され、前記開口部にフィットするようになっている開口を有する延出部を備えた消音器とを有する電気コンプレッサである。前記ヘッドの外側には、コンプレッサの内部空所に向けて横方向に開口する凹所が設けられており、前記消音器の延出部がその凹所に確実に収容されて、前記開口が気密にシールされた形態でバルブプレートの吸気開口部に係合する。この凹所の、前記延出部とヘッドの外壁部との間に、中空空間が設けられており、この中空空間には消音器を適宜な位置に固定するための弾性部材が収容される。
請求項(抜粋):
シリンダ本体(1)と、ヘッド(3)と、このヘッドとシリンダ本体との間に配置され、吸気開口部(20)を備えたバルブプレート(2)と、コンプレッサのケーシングの内部凹所と前記シリンダヘッドとの間に配置された消音器(4)とを有し、前記消音器は、中央の吸気本体と、この本体から延出し、消音器内に導入された気体を放出するための開口部(12)を備えた延出部(11)とによって形成されるとともに、前記開口部(12)は前記バルブプレートの吸気開口部(20)と密接に係合するようになっている、特に家庭用冷凍装置に用いられる電気コンプレッサにおいて、 前記ヘッドは、その外部に、前記コンプレッサの内部に横方向に通じている空洞座部、すなわち凹所(9)を備え、 消音器の前記延出部(11)は、前記開口部(12)が前記バルブプレートの吸気開口部(20)と密接に係合することができるような位置で前記凹所(9)内に安定に固設され、それにより前記消音器の内部と前記シリンダ本体の内部とが連通状態で接続されるようになっており、 前記ヘッドは、ヘッドの下に配置されたバルブプレート上の、前記吸気開口部を取り囲む部分(8)を覆わないような形状としたことを特徴とする電気コンプレッサ。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭61-223276
  • 特開平2-078774
  • 特開平4-219481
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