特許
J-GLOBAL ID:200903079562155857

光ファイバ回折格子を有する光学装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上代 哲司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-218905
公開番号(公開出願番号):特開2001-042143
出願日: 1999年08月02日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバ回折格子の反射波長の温度依存性の打ち消しに、接着固定位置のずれの影響がないようにする。【解決手段】 インバーからなる第一棒状部材1と、アルミニウムからなる第二棒状部材2と、βユークリプタイトからなる2つの固定部材3と、光ファイバ回折格子7とで光学装置を構成し、第一棒状部材1の両端部の少なくとも一方の側に第二棒状部材2を接合し、第一棒状部材1と第二棒状部材2とが互いに接合されていない側の第一棒状部材1又は第二棒状部材2端面にそれぞれ固定部材3を接合し、2つの固定部材3を向き合うように第一棒状部材1又は第二棒状部材2の一部を折り曲げて、更に光ファイバ回折格子7を2つの固定部材3の側面に沿わせて接着剤8で接着固定する。
請求項(抜粋):
少なくとも、正の熱膨張係数を有する材料からなる第一棒状部材と、それよりも大きい値の正の熱膨張係数を有する材料からなる第二棒状部材と、負の熱膨張係数を有する材料からなる2つの固定部材と、光ファイバの長手方向の一部に回折格子を形成した光ファイバ回折格子とからなる光学装置であって、第一棒状部材の片方側の端部には第二棒状部材を長手方向に挟んで1つの固定部材の片方側の端部が接合され、前記第一棒状部材の他方側の端部には直接にあるいは前記第二棒状部材とは別の第二棒状部材を長手方向に挟んで他の1つの固定部材の片方側の端部が接合され、前記2つの固定部材の前記接合がなされていない側の端面同志が間隔を開けて互いに向き合うように前記第一棒状部材又は第二棒状部材の一部は折り曲げられており、前記光ファイバ回折格子の一部は前記2つの固定部材の側面に接着固定されていることを特徴とする光ファイバ回折格子を有する光学装置。
FI (2件):
G02B 6/10 D ,  G02B 6/10 C
Fターム (2件):
2H050AC82 ,  2H050AC84

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