特許
J-GLOBAL ID:200903079562790315

電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-338823
公開番号(公開出願番号):特開平7-150280
出願日: 1993年12月01日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】 高静電容量の電極箔を安定して得ることができる、アルミニウム合金箔を提供する。【構成】 このアルミニウム合金箔は、微量添加元素としてMg及びPb,Bi,In,Sn,Sb,B,Ni,Cr(y群元素と言う)の各元素を必須として含有している。表面には、酸化皮膜が形成されている。そして、Mg含有量、y群元素のそれぞれの含有量、酸化皮膜の厚さ及び酸化皮膜中の水和率は、以下に示す式(1)〜(3)の条件を満足する。式(1)は、Y≦-X+6である。式(2)は、0.37t-7.16≦H≦1.67t-20.3である。式(3)は、14.0X-12.0≦t≦10.5X+68.9である。なお、X,Y,t及びHの意味及び範囲は、次のとおりである。XはMg含有量をppmで表わし、0.1≦X≦5.0である。Yはy群元素のそれぞれの含有量をppmで表わし、0.1≦Y≦5.0である。tは酸化皮膜の厚さをオングストロームで表わし、30≦t≦90である。Hは酸化皮膜中の水和率を%で表わし、10≦H≦50である。
請求項(抜粋):
Mg0.1〜5.0ppm、Pb,Bi,In,Sn,Sb,B,Ni,Crの各元素を必須として含有し且つそれぞれの含有量が0.1〜5.0ppm、及び不可避不純物を含有すると共に、表面に酸化皮膜が形成されてなる電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔であって、Mg含有量、Pb,Bi,In,Sn,Sb,B,Ni,Crのそれぞれの含有量、酸化皮膜厚さ及び酸化皮膜中の水和率とが、下記に示す式(1)〜(3)の条件を満足することを特徴とする電解コンデンサ電極用アルミニウム合金箔。記Y≦-X+6.........(1)0.37t-7.16≦H≦1.67t-20.3.........(2)14.0X-12.0≦t≦10.5X+68.9.........(3)(但し、X,Y,t及びHの意味及び範囲は、次のとおりである。即ち、XはMg含有量をppmで表わしたものであり、0.1≦X≦5.0である。YはPb,Bi,In,Sn,Sb,B,Ni,Crのそれぞれの含有量をppmで表わしたものであり、0.1≦Y≦5.0である。tは酸化皮膜の厚さをオングストロームで表わしたものであり、30≦t≦90である。Hは酸化皮膜中の水和率を%で表わしたものであり、10≦H≦50である。)
IPC (2件):
C22C 21/00 ,  H01G 9/055

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