特許
J-GLOBAL ID:200903079564547396

MRヘッドを用いた磁気ディスク装置及び同装置における再生信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-201539
公開番号(公開出願番号):特開平11-045527
出願日: 1997年07月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】サーボデータ(低域成分)の位相特性の劣化を防ぎつつ、サーマルアスペリティに対して十分に効果のあるカットオフ周波数の設定を可能とする。【解決手段】プリアンプ31とR/WチャネルIC5(内のAGCアンプ51)との接続間に、TA発生時のMRヘッド2の再生信号の低域成分を除去するためのHPF4を挿入する。HPF4は、コンデンサC1,C2とAGCアンプ51の入力抵抗(入力インピーダンス)Rinとの直列回路、及びRinに並列に接続された、抵抗R1とスイッチSW1との直列回路を持つ。スイッチSW1は、サーボデータエリア検出回路6からのサーボデータエリア検出信号61が真の場合にオフし、偽の場合にオンする。これにより、サーボデータ再生時とユーザデータ再生時とでHPF4内の抵抗が切り替えられ、ユーザデータ再生時にはサーボデータ再生時に比べてカットオフ周波数fc が高い値に切り替え設定される。
請求項(抜粋):
サーボデータが記録された複数のサーボデータエリアが各トラックに渡って中心から放射状に等間隔で配置されると共に、各サーボデータエリア間はユーザデータが記録されるユーザデータエリアとなっているディスクを備え、当該ディスクに記録された磁気情報の再生にMRヘッドを用いた磁気ディスク装置において、前記MRヘッドにより前記ディスクから読み取られて再生された再生信号を処理する再生信号処理回路部に設けられた、前記再生信号の低域成分を除去するための、カットオフ周波数fc の切り替えが可能なハイパスフィルタと、前記ハイパスフィルタのカットオフ周波数をサーボデータの再生時とユーザデータの再生時とで切り替える切り替え手段であって、前記ユーザデータの再生時には前記サーボデータの再生時より前記カットオフ周波数を高い値に切り替え設定する切り替え手段とを具備することを特徴とする磁気ディスク装置。
IPC (2件):
G11B 21/10 ,  G11B 5/39
FI (2件):
G11B 21/10 R ,  G11B 5/39
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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