特許
J-GLOBAL ID:200903079573830580

差動増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-301906
公開番号(公開出願番号):特開平11-136044
出願日: 1997年11月04日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 差動増幅器において、高速セットリングを実現するために、定常電流が増加するのを防ぐ。【解決手段】 差動増幅器の入力に差動入力電圧が印加されたことを検出する手段を持ち、これが検出された場合のみ、入力段のバイアス電流を増加させる帰還回路を持ち、入力電圧に差がなく、定常状態では、消費電流を増加させず、過渡的に差動入力電圧が入力され、高速なセットリングが必要な場合のみ、入力段のバイアス電流を増加させる。これにより、定常的な消費電流を増加させずに、高速セットリングを実現する。
請求項(抜粋):
各々のゲートを入力端子とし、ソースを共通接続した一対の入力トランジスタ対と、前記入力トランジスタ対の共通ソースに接続し、バイアス電流を供給する電流源トランジスタと、前記入力トランジスタ対のドレインからの出力電流を各々のドレインに入力し、一方のドレインを共通のゲートに接続した能動負荷トランジスタ対と、前記能動負荷トランジスタ対の出力電圧を入力して、増幅する出力増幅段と、前記能動負荷トランジスタ対の出力と前記出力増幅段の出力端子の間に、接続した位層補償容量と、前記能動負荷トランジスタ対のゲート電圧を一方の入力とし、他方の入力を、前記入力トランジスタ対の入力電圧が等しい時の能動負荷トランジスタ対のゲート電圧と等しい基準電圧とし、ソースを共通接続した帰還回路の入力トランジスタ対と、前記帰還回路の入力トランジスタ対の共通のソースにバイアス電流を供給する帰還回路の電流源トランジスタと、前記帰還回路の入力トランジスタ対のドレインからの出力電流を入力して電圧に変換する一対の電流-電圧変換回路と、前記一対の電流-電圧変換回路の出力電圧を各々のゲートに接続し、前記入力増幅段の入力トランジスタ対の共通ソースにドレインを接続した前記帰還回路の出力トランジスタ対を持ち、前記電流-電圧変換回路の出力電圧の出力電圧が、前記入力トランジスタ対の入力電圧が等しいときには、前記帰還回路の出力トランジスタのスレッシュホルド電圧以下となることを特徴とした差動増幅器。
IPC (2件):
H03F 3/45 ,  H03F 1/02
FI (2件):
H03F 3/45 Z ,  H03F 1/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-194404
  • 特開平4-250709

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