特許
J-GLOBAL ID:200903079577793272

距離測定装置、距離測定方法および距離測定装置を有する車輌

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-089779
公開番号(公開出願番号):特開平7-294642
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 安価で高性能の距離測定装置、距離測定方法および距離測定装置を有する車輌を提供することを目的とする。【構成】 レーザ光の発光によってスタート信号が与えられ、対象物からの反射レーザ光を受光した時点でストップ信号が与えられる。この間の時間を10固のカウンタJ1〜J10でカウントする。各カウンタはクロックH1〜H10のクロックパルスにしたがってカウントする。これらクロックは一定の位相差を有しており、その位相差の総和はクロック周期T1にほぼ等しい。このため、ストップ信号が与えられた時点での各カウント値にもずれが生じており、各カウント値を平均化処理することによって、クロック周期T1の1/10の分解能と同様の計測結果を得ることができる。
請求項(抜粋):
対象物に向けて測定信号を発信する測定信号発信部、対象物に反射した反射測定信号を受信する測定信号受信部、測定信号発信部による測定信号の発信から、測定信号受信部における反射測定信号の受信までの時間に基づいて対象物までの距離を算出する距離算出手段、を備えた距離測定装置において、前記距離算出手段は、同一のクロック周期を有する複数のクロックパルスを発生させる位相差クロック発生手段であって、それぞれのクロックパルスは、隣接するクロックパルスに対し互いにほぼ同一の位相差を有し、当該位相差はクロック周期よりも小さく、かつ各位相差の総和がクロック周期とほぼ同一もしくはクロック周期よりも大きい複数のクロックパルスを発生させる位相差クロック発生手段、測定信号発信部による測定信号の発信から、測定信号受信部における反射測定信号の受信までの時間を、各クロックパルスにしたがって計測する複数のカウンタ、複数のカウンタが計測した時間を平均化する平均化手段、を備えていることを特徴とする距離測定装置。

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