特許
J-GLOBAL ID:200903079578770926

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-070813
公開番号(公開出願番号):特開平6-255322
出願日: 1993年03月05日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】小型トラックなど高荷重が作用するラジアルタイヤにおいて、ビード部の圧縮抵抗を高め耐久性を向上するとともにタイヤの軽量化を図る。【構成】トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4に至る本体部6aにビードコア5の周りをタイヤ軸方向内側から外側に折返す折返し部6bを設けたカーカス6と、ベルト層7と、圧縮歪み率が20%以下のビードエーペックス8とを具え、カーカス6は芳香族ポリアミド繊維からなるカーカスコードをラジアル配列したカーカスプライからなりかつカーカスの本体部6aとビードエーペックス8との間に有機繊維コードからなるコードフィラー15を設けている。このコードフィラーの弾性率Efをカーカスプライの弾性率の0.5〜0.7倍、かつカーカスコードとコードフィラーのコードとの間のゴム厚さを0.5〜1.0mmとしている。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部を通りビード部に至る本体部にビードコアの周りをタイヤ軸方向内側から外側に向かって折返す折返し部を設けたカーカス、トレッド部の内部かつ前記カーカスの半径方向外側に配されるベルト層、前記カーカスの本体部と折返し部との間でビードコアの外縁から立上がる硬質のゴムからなるビードエーペックス及びカーカスの前記折返し部のタイヤ軸方向外側に有機繊維コードを用いた2枚のプライ片からなる補強層を有する空気入りラジアルタイヤであって、前記カーカスは、芳香族ポリアミド繊維からなるカーカスコードをラジアル配列とした1枚のカーカスプライからなり、かつ前記ビードエーペックスは圧縮歪み率が20%以下のゴム組成物を用いて形成するとともに、前記カーカスの本体部とビードエーペックスの間にかつビードコアの近傍からタイヤ断面高さHの0.4〜0.6倍の高さHfまで立上がるとともに有機繊維コードからなるコードフィラーを、フィラーのコードと前記カーカスコードとの間に0.5〜1.0mm厚さを有するゴム層を介して設け、しかもコードフィラーの巾5cm当たりの弾性率Efを前記カーカスプライにおける巾5cm当たりの弾性率Ecの0.5〜0.7倍としたことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 13/00 ,  B60C 15/06

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