特許
J-GLOBAL ID:200903079587373832

電動駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鹿嶋 英實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-348751
公開番号(公開出願番号):特開平7-180428
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 窓ガラスの位置情報をパルスカウントにより行っているパワーウィンドウ装置の電動駆動装置において、複数回連続して挟み込みを検知した場合に生ずる挟み込み検知の累積誤差を無くして正確な位置検出ができるようにする。【構成】 モータ負荷検出部27の過負荷検出の回数を計数して所定の計数値になったときにリセット信号を出力するようにする。そして、操作スイッチ5がアップ側に設定された状態で、かつ窓ガラス1が全開又は全閉位置以外の位置にあるときに過負荷検出が所定数に達し、リセット信号が出力されると、窓ガラス1を全開にして位置情報の起点に戻す。これにより窓ガラス1の上昇操作中に挟み込みを検知してアップ・ダウン動作を連続して繰り返す現象が生じても位置情報誤差を無くすことができ、常に正確な位置情報を得ることができる。
請求項(抜粋):
移動部を駆動する電動駆動手段と、前記電動駆動手段の機械運動に連動して変化する電気信号を発生する信号発生手段と、前記移動部の移動開始位置を起点として前記信号発生手段の出力により前記移動部の位置を検出する位置検出手段と、前記移動部の移動を開始させるための指令を出力する移動開始指令出力手段と、前記電動駆動手段に加わる負荷を検出する負荷検出手段と、前記電動駆動手段に加わる負荷と所定値とを比較し、該負荷が該所定値を超えたときに過負荷検出する過負荷検出手段と、を備えた電動駆動装置において、前記負荷検出手段による過負荷検出の回数を計数し、所定の計数値になったときにリセット信号を出力する挟み込み計数手段と、前記移動部の移動開始位置又は移動停止位置以外の位置で前記過負荷検出手段により過負荷が検出されたときに前記移動部を移動開始位置側へ所定距離だけ戻すように前記電動駆動手段を制御し、また、前記移動開始指令出力手段により移動開始指定されている状態で、かつ前記移動部が移動開始位置又は移動停止位置以外の位置にあって前記挟み込み計数手段よりリセット信号が出力されたときに前記移動部を移動開始位置まで戻すように前記電動駆動手段を制御する正逆転制御手段と、を設けたことを特徴とする電動駆動装置。

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