特許
J-GLOBAL ID:200903079599928430

車両ステアリングコラム調節兼エネルギー吸収機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ウオーレン・ジー・シミオール
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-506282
公開番号(公開出願番号):特表平10-509395
出願日: 1995年07月21日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】車両ステアリングコラム調節兼エネルギー吸収機構には支持部材(2)に摺動自在に取付けられたステアリングコラム管(1)がある。歯付きすべり金(8)が管(1)に付いている歯付きラック(3)と離脱可能に噛み合い、ステアリングコラム支持部材(2)に対して固定し、カム(7)が固定作用を与えるために設けられている。エネルギー吸収機構は、すべり金(8)に堅固に結合された帯金(11)によって与えられ、ラックとすべり金を一つに固定した状態で車両衝突の場合に、ステアリングコラムに加えられるエネルギーによって外管(1)を動かし、固定手段に帯金(11)をピンの回りを引っ張らせてエネルギーを吸収させるようにピン(12)の上をおおって曲げられている。
請求項(抜粋):
〔請求項1〕支持部材(2)の中に摺動自在に取付けられ、第1の固定手段(3)を第2の固定手段(8)と離脱可能に噛み合うように装着しているステアリングコラムの一部(1)と、前記第1と第2の固定手段に互いに噛み合させてステアリングコラムを前記支持部材に対して固定するカム手段(7)を備える車両ステアリングコラム調節兼エネルギー吸収機構において、 細長い部材(11)を備え、前記細長い部材が付加の部材(12)の回りに配置されて、前記付加の部材に当てがって引っ張ることができるように構成されたエネルギー吸収器前記第1及び第2の固定手段が結合され、前記構成が常時の使用には、前記ステアリングコラムの一部(1)を前記支持部材(2)に対して、摺動自在に調節して前記第1及び第2の固定手段(3,8)によって所望の位置に固定でき、前記第1と第2の固定手段を一緒に固定した状態で車両が衝突した場合に、前記ステアリングコラムの一部に加えられたエネルギーが前記第1及び第2の固定手段に前記付加部材の周りを前記細長い部材を引っ張らせてエネルギーを吸収するようにしてあり、車両衝突の場合に前記第1及び第2の固定手段を固定噛み合い状態に維持する手段(13)あることを特徴とする車両ステアリングコラム調節兼エネルギー吸収機構。 〔請求項2〕前記第1及び第2の固定手段を固定係合状態に維持する。前記手段がプラットホーム部分(13)を有する前記支持部材である請求項1に記載の機構。 〔請求項3〕前記プラットホーム部分(13)が前記支持部材の隆起部分である請求項2に記載の機構。 〔請求項4〕前記ステアリングコラムの一部がステウリングコラムの外管又は軸(1)である請求項1、2又は3のいずれか一つに記載の機構。 〔請求項5〕前記支持部材が車両に堅固に取付けるための管状ハウジング(2)である請求項1ないし4のいずれか一つに記載の機構。 〔請求項6〕前記第1の固定手段が前記ステアリングコラムの一部であり、前記第2の固定手段が前記ラックと離脱可能に噛み合う歯付きすべり金(8)である請求項1ないし5のいずれか一つに記載の機構。 〔請求項7〕前記カム手段(7)が前記第2の固定手段(8)を前記第1の固定手段(3)との噛み合せをしたり、外したりするようにカム手段を回転するために作動部材(6)が取り付けられるピボット軸(5)の一体部分である請求項1ないし6のいづれか一つに記載の機構。 〔請求項8〕ばね(9)が前記カム手段によって前記固定手段に加えられる力を伝達し分布させるために前記カム手段(7)と前記二つの固定手段の間に挿入されている請求項1ないし7のいずれか一つに記載の機構。 〔請求項9〕弾性手段(10)が前記第2の固定手段を、前記カム手段が前記二つの固定手段との噛み合せのできるように位置決めされているとき、前記第1の固定手段との噛み合せから押し外すために前記第1と第2の固定手段の間に設けられている請求項1ないし8のいずれか一つに記載の機構。 〔請求項10〕エネルギー吸収器の前記細長い部材(11)が前記第2の固定手段に結合されている請求項1ないし9のいずれか一つに記載の機構。 〔請求項11]エネルギー吸収用前記細長い部材(11)が金属帯板又は針金である請求項1ないし10のいずれか一つに記載の機構。 〔請求項12〕前記細長い部材を上を引き回しできる前記付加部材が前記支持部材に対して固定されたピン(12)などである請求項1ないし11のいずれか一つに記載の機構。 〔請求項13〕止め手段(4)がステアリングコラムの一部が、中に取付けられている前記支持部材に対するステアリングコラムの一部の調節を制限するために設けられている請求項1ないし12のいずれか一つに記載の機構。 〔請求項14〕前記止め手段が前記ステアリングコラムの一部に付いており、一方の調節限界において前記支持部材の一部(4)と接触するつぶれ可能なタブ(1A)によって与えられる止め部材を備えている請求項13に記載の機構。 【請求項15〕前記止め手段がさらに前記ステアリングコラムの一部の反対側の調節制限のための第2の止め部材を備え、前記第2の止め部材が前記第1の固定手段(3)によって与えられ、第1の手段の一部分は、前記支持部材の最初に記載の止め部材と同じ一部(4)に当接するように構成されている請求項14に記載の機構。 〔請求項16〕請求項1ないし15のいずれか一つによる車両ステアリングコラム調節兼エネルギー吸収機構を組み入れた車両。
IPC (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18
FI (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/18

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