特許
J-GLOBAL ID:200903079606870745

リリーフ弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 嶋 宣之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-360095
公開番号(公開出願番号):特開平5-180356
出願日: 1991年12月30日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 バランスピストン形リリーフ弁にもフリーピストンを簡単に設けられるようにしながら、フリーピストンが常時原位置に復帰するようにしたリリーフ弁を提供することである。【構成】 圧力ポートA側にサージ圧が立つと、パイロットポペット30とともに、摺動空間39内の移動ピストン29が、それぞれ第2スプリング31、ピストンスプリング43の力に抗して移動する。このときの摺動空間39の体積変化によりサージ圧を吸収する。
請求項(抜粋):
第1、第2流出入ポートを形成したケーシンングに、スリーブを設け、このスリーブの内側に筒状にした弁部材を設け、この弁部材の中空部分にオリフィスを形成し、スリーブの反オリフィス側にはパイロットシート部材を嵌合し、上記スリーブとパイロットシート部材とでサブケーシングを構成するとともに、このサブケーシングとケーシングとの間に形成された空間を摺動空間とし、さらに、弁部材とパイロットシート部材との間に、弁部材に閉弁方向の勢力を付与する第1スプリングを介在させ、しかも、このパイロットシート部材のパイロットシートをパイロットポペットで開閉させ、かつ、このパイロットポペットに上記パイロットシートに圧接する方向の力を作用させる第2スプリングを設け、この第2スプリングのバネ力を、上記第1スプリングのバネ力よりも大きくし、上記オリフィスは弁部材の中空部分を経由してパイロットシートに連通させ、上記摺動空間に移動ピストンを摺動自在に設けるとともに、この移動ピストンを原位置に復帰させる方向に勢力を付与するスプリングを設け、さらに、上記弁部材の中空部分と摺動空間内の反プリング側とをパイロットシート部材内に設けた通路を介して連通して、パイロットシートを通過した流体が、パイロットシート部材内に形成した通路を経て、上記摺動空間を介してスリーブの周囲に形成した環状通路を通過し、第2流出入ポートに連通する構成としたリリーフ弁。
IPC (2件):
F16K 17/30 ,  F16K 31/122

前のページに戻る