特許
J-GLOBAL ID:200903079607429821

低温靱性と耐溶接割性に優れた鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-142734
公開番号(公開出願番号):特開平8-013031
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】引張強度が、590MPa以上で、溶接性と低温靭性に優れた板厚40mm以上の調質型高張力厚肉鋼板を安定に得る好適な製造方法。【構成】重量%で、C:0.01〜0.15、Si:0.005〜0.5、Mn:0.6〜2.0、Nb:0.01〜0.07、Ti:0.005〜0.03およびsol.Al:0.005〜0.08を含有し、さらにCu:0〜2.0、Ni:0〜1.0、Cr:0〜1.0、Mo:0〜1.50、V:0〜0.10およびB:0〜0.0020の1種以上を含み、残部がFeおよび不可避不純物で、その中のNは0.006以下で、PCM=C+1/30・Si+1/20・Mn+1/20・Cu+1/60・Ni+1/20・Cr+1/15・Mo+1/10・V+5B...............(a)a式のPCMが0.18未満の素材鋼を1000〜1250°Cに加熱し、未再結晶γ域での累積圧下率が50%以上の熱間圧延し、300°C以下まで加速冷却し、Ac1点以下で100〜4000秒保持する焼戻処理を行う。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.01〜0.15%、Si: 0.005〜0.05%、Mn: 0.6〜2.0 %、Nb:0.01〜0.07%、Ti: 0.005〜0.03%およびsol.Al: 0.005〜0.08%を含有し、さらにCu:0〜2.0 %、Ni:0〜1.0 %、Cr:0〜1.0 %、Mo:0〜1.50%、V:0〜0.10%およびB:0〜0.0020%の1種以上を含み、残部がFeおよび不可避不純物からなり、不純物中のNは 0.006%以下、かつ下記式(a) で表される溶接割れ感受性組成PCM (%) が0.18未満である素材鋼を、1000〜1250°Cに加熱して、未再結晶γ域での累積圧下率を50%以上とする熱間圧延を行い、次いで 300°C以下まで加速冷却した後、Ac1点以下の温度で100s以上 4000s以下の時間保持する焼戻処理を行うことを特徴とする低温靱性と耐溶接割れ性に優れた鋼板の製造方法。 PCM=C+1/30・Si+1/20・Mn+1/20・Cu+1/60・Ni+1/20・Cr+1/15・Mo +1/10・V+5B ・・・・・・・・・・・・(a) ただし、元素記号はそれぞれの元素の含有量(重量%)を示す。
IPC (5件):
C21D 8/02 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58

前のページに戻る