特許
J-GLOBAL ID:200903079609172321

改善されたクロスフロー式フィルタカセット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛和 清司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-555690
公開番号(公開出願番号):特表2002-518169
出願日: 1999年06月05日
公開日(公表日): 2002年06月25日
要約:
【要約】本発明は、未強化膜を装備でき、ポンプ能力可変のクロスフロー式濾過装置に使用される改善された液状媒体濾過用クロスフロー式フィルタカセットに関する。本発明に係るクロスフロー式フィルタカセットは、少なくとも1つの保留分離隔部材を含み、上記保留分離隔部材において、1つの種類のチャネル(例えば、保留分排出チャネル)を構成するための開いたボアに対する入口は、別種のチャネル(例えば、流体供給チャネル)を構成するための開いたボアに対する入口よりも大きい。公知のクロスフロー式フィルタカセットに比して、本発明に係る改善されたクロスフロー式フィルタカセットの場合、保留分側の同一の圧力差において同一の濾過能を達成するために必要な保留分流量は、少なくとも1/1.8に減少できる。かくして、向流濾過においてポンプ能力によって決まるエネルギ経費が、明らかに減少される。
請求項(抜粋):
被濾過流体のオーバフロー間隙(16)を構成するための少なくとも1つの保留分離隔部材(2 ́)と、第1膜(13)と、濾液捕集間隙を構成するための濾液離隔部材(14)と、第2膜(13)とを交互に配置した偏平なセクションからなる多数の隣接するフィルタセルから構成され、セクションの面に対して好ましくは垂直に延びる流体供給チャネル(6)と、保留分排出チャネル(8)と、濾液排出チャネル(7)とを構成するための同列のボア(3,4,5)を有し、ここで離隔部材(2,14)のチャネル方向へ閉鎖されたボアは離隔部材(2,14)の平面から僅かに突出した密封材(9)によって液密に包囲されている改善されたクロスフロー式フィルタカセット(12)であって、1つの種類のチャネル(6,8)を構成するための開いたボア(3,5)に対する入口が、別種のチャネル(5,3)を構成するための開いたボア(5,3)に対する入口(10)よりも大きい、少なくとも1つの保留分離隔部材(2)が設けてあることを特徴とする、前記フィルタカセット(12)。
IPC (2件):
B01D 63/08 ,  B01D 61/18
FI (2件):
B01D 63/08 ,  B01D 61/18
Fターム (19件):
4D006GA06 ,  4D006HA42 ,  4D006JA02A ,  4D006JA04A ,  4D006JA04Z ,  4D006JA14A ,  4D006JA14Z ,  4D006JA18A ,  4D006JA18Z ,  4D006JA22Z ,  4D006MC11X ,  4D006MC45X ,  4D006MC62X ,  4D006NA41 ,  4D006PB12 ,  4D006PB52 ,  4D006PC01 ,  4D006PC11 ,  4D006PC41

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