特許
J-GLOBAL ID:200903079614071509

微生物を用いた陰イオン界面活性剤センサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 功 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001781
公開番号(公開出願番号):特開平8-196295
出願日: 1995年01月10日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 陰イオン界面活性剤センサー、該センサーを用いる陰イオン界面活性剤の測定システム及び測定法を提供する。【構成】 陰イオン界面活性剤分解能を有する微生物を固定化させた担体と酸素電極とを組み合わせた陰イオン界面活性剤センサーである。上記微生物は陰イオン界面活性剤を生分解して呼吸活性を特異的に向上させるので、この生分解に伴い試料液中の溶存酸素が減少し、これを酸素電極により電流値の減少として捉えて陰イオン界面活性剤濃度を測定する。【効果】 上記の微生物は合成洗剤に汎用される陰イオン界面活性剤、殊に炭素数 12 のアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの分解能を有しており、測定システムはコンパクトに構成することができ、操作も簡便・容易なので、合成洗剤による河川水等の汚染状況を、必要であれば試料液採取の場で調べることもできる。
請求項(抜粋):
シュードモナス・セパシア (Pseudomonas cepacia) H-4(FERM P-14534)、シュードモナス・プチダ (Pseudomonas putida) K4-3 (FERMP-14535)、クレブシエラ・ニューモニアエ (Klebsiella pneumoniae) E-1 (FERMP-14536)、クレブシエラ・ニューモニアエ (Klebsiella pneumoniae) K4-1(FERM P-14537)、クレブシエラ・プランチコーラ (Klebsiella planticola) O-1(FERM P-14538) 及びセラチア・マルセッセンス (Serratia marcescens) K3-2(FERM P-14539) から選択された陰イオン界面活性剤分解性微生物を固定化した担体と、酸素電極とが組み合わされていることを特徴とする、微生物を用いた陰イオン界面活性剤センサー。
IPC (4件):
C12Q 1/00 ,  G01N 27/327 ,  G01N 27/416 ,  G01N 31/00
FI (2件):
G01N 27/30 355 ,  G01N 27/46 301 G

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