特許
J-GLOBAL ID:200903079623200699

反応性小胞体、小胞体修飾剤および製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-264221
公開番号(公開出願番号):特開平8-117586
出願日: 1994年10月27日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 チオール基と特異的に反応するマレイミド基を有するポリオキシアルキレン鎖がリポソームの外表面にのみ結合し、内側には存在しない反応性リポソームを得る。【構成】 アミノ基を有するリン脂質を膜形成成分として含むリポソームに、下式で表わされるポリオキシアルキレン誘導体を反応させる。【化1】(OAは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、nは1〜1000、Xは2価の有機残基、pは1〜6、qは0または1、Bはアミノ基に対する反応活性基)
請求項(抜粋):
アミノ基を有するリン脂質を小胞体形成成分として含む小胞体において、小胞体の外表面に存在する前記アミノ基に対するウレタン結合またはアミド結合により、一般式〔1〕【化1】〔式中、OAは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数で、1〜1000の正数を表わす。nが2以上の場合、オキシアルキレン基は同一でも異なっていてもよく、またランダム状に付加していても、ブロック状に付加していてもよい。Xは2価の有機残基、pは1〜6の整数、qは0または1を表わす。〕で表わされる反応活性基を有する(ポリ)オキシアルキレン鎖が、小胞体の外表面にのみ結合した反応性小胞体であって、一般式〔2〕【化2】〔式中、OAは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数で、1〜1000の正数を表わす。nが2以上の場合、オキシアルキレン基は同一でも異なっていてもよく、またランダム状に付加していても、ブロック状に付加していてもよい。Xは2価の有機残基、pは1〜6の整数、qは0または1、Lip-NH-はアミノ基を有するリン脂質を小胞体形成成分として含む小胞体を表わす。〕で表わされる構造を有することを特徴とする反応性小胞体。
IPC (2件):
B01J 13/02 ,  A61K 9/127

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