特許
J-GLOBAL ID:200903079635929317

転炉吹錬制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-173068
公開番号(公開出願番号):特開平9-025505
出願日: 1995年07月10日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明は転炉吹錬の処理終了時の溶鋼温度を終点目標温度に合致せしめる転炉吹錬制御方法に関するものである。【解決手段】 今回チャージの予め設定された操業条件の各項目の許容限度内に入る過去チャージ例を抽出し、抽出例の各項目について今回チャージとの較差を算出し、該算出結果から今回チャージの冷却材投入指示量を決定し、吹錬終了時点で、冷却材実績投入量と前記比較熱収支計算結果に基づき決定した冷却材投入指示量とに一定以上の指示較差が生じた場合は、以下の判定を行う。(1)終点実績データ(溶鋼温度、成分)が目標データと大きくかけ離れている場合は操業異常とする。(2)吹錬開始前の設定された吹錬パターン(ランス高さ、送酸量、サブランス深さ)に対して、実績吹錬パターンに基準外操作の有無判断を行い、この基準外操作回数がある回数以上では操業異常とする。
請求項(抜粋):
過去チャージの実績と今回チャージの計算データとを比較し、各項目の較差分の集計値を熱換算し、冷却材または昇熱材の投入量を求める比較熱収支計算の際に、今回チャージ例の予め設定された操業条件の各項目の許容限度内に入る過去チャージ例を抽出し、抽出された各チャージ例の各項目について今回チャージとの較差を算出し、該算出された結果から今回チャージの冷却材投入指示量を決定し、吹錬を終了した時点で、冷却材実績投入量と前記比較熱収支計算結果に基づき決定した冷却材投入指示量とに一定以上の指示較差が生じた場合は、以下に示す吹錬実績判定を行うことを特徴とする転炉吹錬制御方法。(1)終点実績データが目標データと大きくかけ離れている場合は操業異常とする。(2)吹錬開始前の設定された吹錬パターンに対して、実績吹錬パターンに基準外操作の有無判断を行い、この基準外操作回数がある回数以上では操業異常とする。

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