特許
J-GLOBAL ID:200903079639730183

酸化還元電位測定方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-377040
公開番号(公開出願番号):特開2000-171437
出願日: 1998年12月06日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】連続して被検液の酸化還元電位の測定に際して検知電極の表面の洗浄等の手間を必要とせず、常時安定した正確な酸化還元電位を測定する。【解決手段】作用電極4,検知電極2および比較電極3を配設し、この検知電極2の下方に配置した比較電極3の先端に比較電極用内部電極11を配置するとともにこの比較電極3の周囲を囲むように比較電極筒13を嵌着し、この比較電極筒13内に比較電極用内部液12を充填し、酸化還元電位測定部1を上部に嵌挿した外部円筒9の流入口部の内側近傍に検知電極2を配置するととともにこの検知電極より上側の排出口部の内側近傍に作用電極4を配置してなり、検知電極2と作用電極4との電位極性を変換可能にする切換部材を備え、酸化還元電位の測定の一定時間経過後、電位を変位させ、検知電極2の表面に生じた被膜を除去する。
請求項(抜粋):
流入口部と排出口部とを上半部分に配置し、底部を閉塞してなる外部円筒内に酸化還元電位を測定する検知電極と比較電極とを備えた酸化還元電位測定部を内蔵し、この酸化還元電位測定部に、底部に液絡部を形成した比較電極筒を嵌合配置して外部円筒と二重筒構成にし、前記外部円筒の前記流入口部から流入した被検液を、前記排出口部から排出し、被検液の酸化還元電位を連続的に測定する酸化還元電位測定装置による酸化還元電位測定方法において、前記酸化還元電位測定部に作用電極,検知電極および比較電極を配設し、この検知電極の下方に配置した比較電極の先端に比較電極用内部電極を配置するとともにこの比較電極の周囲を囲むように比較電極筒を嵌着し、この比較電極筒内に比較電極用内部液を充填し、前記外部円筒の前記流入口部の内側近傍に前記検知電極を配置するとともにこの検知電極より上側の前記排出口部の内側近傍に前記作用電極を配置してなり、前記外部円筒の上部内に酸化還元電位測定部を嵌合取付け、この酸化還元電位測定部より外側にリード線により接続した制御部を配設し、この制御部内に前記検知電極と前記作用電極との電位極性を変換可能にする切換部材を備え、酸化還元電位の測定の一定時間経過後、前記切換部材によって電位を変位させ、前記検知電極の表面に生じた被膜を除去することを特徴とする酸化還元電位測定方法。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/38
FI (2件):
G01N 27/46 341 Z ,  G01N 27/38

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