特許
J-GLOBAL ID:200903079655812211
天然皮革のフッ素樹脂加工方法および撥水撥油性皮革の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-252103
公開番号(公開出願番号):特開平8-113800
出願日: 1994年10月18日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 水濡れ、洗濯の条件下でも、色落ちせず、風合いを損ねて硬くならず、有効な撥水撥油性、汚れ防止機能を有する皮革を製造する方法の提供を目的とする。【構成】 高クロム吸着のクロムなめし処理皮革に、ビニルスルフォン官能基を有する染料またはモノフルオロトリアジンとビニルスルフォンの異種二官能型反応性染料のいずれか一方または双方で染色した後、燐酸化染料で染色を行う。染色皮革に、疎水性の長鎖アルコール誘導体エステルと高分子重合体の混合物を高沸点極性溶剤に可溶化した加脂剤に、水溶性のアクリル酸とアクリルアミドの共重合体を共用した加脂処理を行う。フルオロアルキルアクリレート共重合体のフッ素樹脂エマルジョンを用いて加脂皮革内にサイジング処理を施し、乾燥後、フッ素樹脂エマルジョンを皮革表面に吹き付けた後、所定の皮革表面温度で熱キュアリング処理する。
請求項(抜粋):
フルオロアルキルアクリレート共重合体のフッ素樹脂エマルジョンを用いて、高クロム吸着のクロムなめし処理され加脂された皮革の内部にサイジング処理を施し、乾燥後、前記フルオロアルキルアクリレート共重合体のフッ素樹脂エマルジョンを該皮革表面に吹き付けた後、皮革の表面温度が120〜130°Cとなるように熱キュアリング処理することを特徴とする天然皮革のフッ素樹脂加工方法。
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