特許

J-GLOBAL ID：200903079657197239

画像処理装置及び方法

発明者： 重枝 伸之
出願人/特許権者： キヤノン株式会社
代理人 (1件)： 大塚 康徳 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-135736
公開番号（公開出願番号）：特開平11-328357
出願日： 1998年05月18日
公開日（公表日）： 1999年11月30日
要約：

【要約】【課題】 多値画像を二値化するに際して、誤差拡散法等の特有のテクスチャーを解消すると同時に、ノイジーでない良好な画質の二値画像を得ることを目的とする。【解決手段】 ノイズ生成部206で生起確率が等しい振幅-5〜+5のノイズを発生させ、しきい値生成部207でこのノイズ値に入力濃度値レンジの中間値”128”を加算してしきい値とし、データ比較部205で誤差加算処理部204よりの多値画像を該しきい値を用いて二値化する。誤差発生部209では、二値化の際の誤差成分を抽出し、重み加算処理部202で重み加算処理して誤差メモリに格納し、誤差加算処理部204では入力多値画像データに誤差成分を加算して誤差拡散を行う。

請求項（抜粋）：

多値画像を該多値画像より階調数の少ないn階調へ変換する画像処理装置であって、生起確率が等しいノイズを発生させ、発生させたノイズ値に所定の値を加算してしきい値を生成するしきい値生成手段と、多値画像を前記しきい値生成手段で生成したしきい値を用いて該多値画像より階調数の少ないn階調へ変換する変換手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。