特許
J-GLOBAL ID:200903079659313848

4,4′-ビス(クロロメチル)ジフェニルの効率的製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 巌 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-233792
公開番号(公開出願番号):特開平10-077238
出願日: 1996年09月04日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 ジフェニルをクロロメチル化するにあたり、異性体の副生を極力少なくして、目的物である4,4′-ビス(クロロメチル)ジフェニルを、短時間の反応で収率よく得るようにすること。【解決手段】 本発明製法は、ジフェニルをクロロメチル化して4,4′-ビス(クロロメチル)ジフェニルを得るにあたり、強酸性の有機酸の存在下、ジフェニルにホルムアルデヒド、塩化水素、および水を加えて反応させることを特徴とするものである。ここで、強酸性の有機酸として、トリクロロ酢酸などのハロゲン化カルボン酸、o-ニトロ安息香酸などの芳香族カルボン酸、またはシュウ酸などの二塩基酸を用いることができる。また、金属塩化物の存在下で、クロロメチル化反応を行うようにすれば、クロロメチル化が促進される。また、クロロメチル化反応による反応生成物を、アルコールを用いて精製すれば、容易に精製でき、高純度の4,4′-ビス(クロロメチル)ジフェニルが得られる。
請求項(抜粋):
ジフェニルをクロロメチル化して4,4′-ビス(クロロメチル)ジフェニルを得るにあたり、強酸性の有機酸の存在下、ホルムアルデヒド、塩化水素、および水をジフェニルに加えて反応させることを特徴とする4,4′-ビス(クロロメチル)ジフェニルの効率的製造方法。
IPC (2件):
C07C 22/04 ,  C07C 17/32
FI (2件):
C07C 22/04 ,  C07C 17/32
引用特許:
審査官引用 (4件)
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