特許

J-GLOBAL ID：200903079670707920

複合プッシュスイッチ

発明者： 松井 博 ,  石原 行祐 ,  貝崎 啓二
出願人/特許権者： 松下電器産業株式会社
代理人 (1件)： 小鍜治 明 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-291089
公開番号（公開出願番号）：特開平6-139879
出願日： 1992年10月29日
公開日（公表日）： 1994年05月20日
要約：

【要約】【目的】 AV機器のリモートコントロール装置やOA機器のキーボードスイッチ等に使用される複合プッシュスイッチに関するものであり、操作ボタンの遊びのストロークを小さくした操作感触のよい、操作ボタンの形状に制約のない、組立て作業性の良好な複合プッシュスイッチを提供することを目的とするものである。【構成】 四個の単体プッシュスイッチ18を有し、その中間に先端爪14付きの四本の弾性脚15Bを一体に形成された成形樹脂製接点基板11と、上記の爪14Bと係合する爪29B付きの保持脚30Bおよび単体スイッチ18Bに対応した押し棒部28Bを一体に有する平板状操作ボタン27と、この操作ボタン27を定常位置に保つための圧縮コイルばね(図示せず)で形成し、操作ボタン27の傾き時の支点を上記弾性脚Bの爪Bと保持脚の爪との係合部のいずれかとすることにより、操作時の遊びのストロークが小さく、操作ボタン形状が自由な複合プッシュスイッチの提供を可能としたものである。

請求項（抜粋）：

直交するX・Y軸の交点から等距離の軸線上に少なくとも四個の単体プッシュスイッチを形成すると共に、抜け止め用の爪を有する少なくとも四本の弾性脚を上記各単体スイッチの中間位置に一体に形成した成形樹脂製の接点基板と、上記単体スイッチに対応した押し棒部を有し、接点板の爪付き弾性脚によって上下動可能に保持された操作ボタンと、この操作ボタンを定常位置に保つために操作ボタンの下面中央と接点板の間に挿入された圧縮コイルばねから構成される複合プッシュスイッチ。