特許
J-GLOBAL ID:200903079680094404

光偏向装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-288776
公開番号(公開出願番号):特開平9-133931
出願日: 1995年11月07日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 小型化、低価格化が可能で、かつ製作が容易な光偏向装置を提供する。【解決手段】 光偏向装置において、入射した信号光2の偏光方向を回転可能な偏光回転装置3と、この偏光回転装置3からの入力光をその偏光方向に応じて平行シフトして出力可能な偏向装置4とを備え、この偏向装置4は2枚の透明基板5,6からなるとともにこの2枚の透明基板の一方の面には各々反対方向を向き、同一の形状、同一の屈折率を有する鋸歯状格子7,8を有し、この2枚の透明基板5,6の鋸歯状格子7,8側を対向させた間に複屈折媒体としての液晶層9を保持しており、この液晶層9は前記鋸歯状格子7,8の刻線に沿ってホモジニアス配向するとともに複屈折性を有し、その長軸、短軸のいずれかの屈折率が前記2枚の透明基板5,6の鋸歯状格子7,8を形成する材料と一致するように構成した。
請求項(抜粋):
(a)入射した信号光の偏光方向を回転可能な偏光回転装置と、(b)該偏光回転装置からの入力光をその偏光方向に応じて平行シフトして出力可能な偏向装置とを備え、(c)該偏向装置は2枚の透明基板からなるとともに、該2枚の透明基板の一方の面には各々反対方向を向き、同一の形状、同一の屈折率を有する鋸歯状格子を有し、前記2枚の透明基板の鋸歯状格子側を対向させた間に複屈折媒体としての液晶を保持しており、該液晶は前記鋸歯状格子の刻線に沿ってホモジニアス配向するとともに複屈折性を有し、その長軸、短軸のいずれかの屈折率が前記2枚の透明基板の鋸歯状格子を形成する材料と一致するように構成したことを特徴とする光偏向装置。

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