特許
J-GLOBAL ID:200903079680468460

固体酸化物型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 寛之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-139766
公開番号(公開出願番号):特開2003-331866
出願日: 2002年05月15日
公開日(公表日): 2003年11月21日
要約:
【要約】【課題】 低い運転温度でも、効率的な発電を長期にわたって安定して実現することのできる、固体酸化物型燃料電池を提供すること。【解決手段】 電解質層2が空気極層3と燃料極層4との間に配置された固体酸化物型燃料電池において、電解質層2をランタンガレート系酸化物から形成するとともに、空気極層3をランタンコバルタイト系酸化物から形成し、それら電解質層2と空気極層3と間に、セリア系酸化物からなる厚さ20μm以下の中間層を、スピンコーティング法またはディップコーティング法によって形成する。
請求項(抜粋):
電解質層が空気極層と燃料極層との間に配置された固体酸化物型燃料電池であって、前記電解質層が、下記一般式(1)で示されるランタンガレート系酸化物からなり、La<SB>1-x</SB>A<SB>x</SB>Ga<SB>1-y</SB>B<SB>y</SB>O<SB>3-α</SB> (1)(式中、AはSr、Ca、Baを、BはCo、Mg、Fe、Ni、Mn、Cuを示し、xは0≦x≦0.2、yは0≦y≦0.25の数値を示す。)前記空気極層が、下記一般式(2)で示されるランタンコバルタイト系酸化物からなり、 La<SB>1-m</SB>A’<SB>m</SB>Co<SB>1-n</SB>B’<SB>n</SB>O<SB>3-β</SB> (2)(式中、A’はSr、Ba、Caを、B’はFe、Mn、Cu、Niを示し、mは0≦m<1.0、nは0≦n<1.0の数値を示す。)前記電解質層と前記空気極層との間に、下記一般式(3)で示されるセリア系酸化物Ce<SB>1-z</SB>A’’<SB>z</SB>O<SB>2-γ</SB> (3)(A’’は希土類元素、アルカリ土類元素、アルカリ元素から選ばれる少なくとも1種の元素を示し、zは0<z≦0.6の数値を示す。)からなる中間層が設けられていることを特徴とする、固体酸化物型燃料電池。
IPC (3件):
H01M 8/02 ,  H01M 4/86 ,  H01M 8/12
FI (4件):
H01M 8/02 E ,  H01M 8/02 K ,  H01M 4/86 T ,  H01M 8/12
Fターム (10件):
5H018AA06 ,  5H018AS03 ,  5H018EE13 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06 ,  5H026BB03 ,  5H026BB04 ,  5H026EE13 ,  5H026HH03 ,  5H026HH05

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