特許
J-GLOBAL ID:200903079683402460

ステレオ音響信号の処理方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-543072
公開番号(公開出願番号):特表2003-516555
出願日: 2000年12月07日
公開日(公表日): 2003年05月13日
要約:
【要約】【解決手段】 第1と第2のチャンネル(L、R)を有したステレオ音響信号を処理する装置において、ステレオ音響信号がまず分析されて(12)コード化アルゴリズムを用いて信号をコード化するのに必要なビット数の尺度を形成する。それから、ビット数の尺度が所定の値より大きい場合には、第1、第2のチャンネルは修正(14)される。修正は、第1と第2(L’、R’)の修正チャンネルの和信号のエネルギーが第1と第2のチャンネルの和信号のエネルギーに対して所定の関係にあり、かつ第1と第2の修正チャンネルの差信号が第1と第2のチャンネルの差信号に対照的に減衰されるように、行われる。特に定常な出力ビット速度を必要とする音響コーダーについては、ステレオ音響信号の場合には側部チャンネルが減衰され、そのコード化はコーダーの出力ビット速度に会合しない。これにより、増加された音響帯域幅または量子化撹乱の低減のために、ステレオチャンネル分離は放棄される。
請求項(抜粋):
第1と第2のチャンネル(L、R)を有したステレオ音響信号を処理する装置であって、ステレオ音響信号またはそれから派生された信号を分析してコード化アルゴリズムを用いてステレオ音響信号をコード化するコーダー(32)により必要とされるビット数の尺度を得る手段(12)と、第1と第2のチャンネル(L、R)を修正して修正第1、第2チャンネル(L’、R’)を得る手段(14)とを含んでなり、ビット数尺度(18)が所定の値を越えた場合に、分析手段(12)に応答して該修正手段(14)が作動し和信号のエネルギーと同じ推移を有した第1と第2の修正チャンネル(L’、R’)の和信号の特性値が第1と第2のチャンネル(L、R)の和信号の特性値と所定の関係に有り、かつ第1と第2の修正チャンネル(L’、R’)の差信号が、第1と第2のチャンネル(L、R)の差信号と対照的に、減衰されるように修正手段(12)が構成されていることを特徴とするステレオ音響信号処理装置。
IPC (2件):
G10L 19/00 ,  H03M 7/30
FI (2件):
H03M 7/30 A ,  G10L 9/18 M
Fターム (9件):
5D045DA20 ,  5J064AA01 ,  5J064BA16 ,  5J064BC08 ,  5J064BC09 ,  5J064BC25 ,  5J064BC27 ,  5J064BD02 ,  5J064BD03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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