特許
J-GLOBAL ID:200903079683433706

車椅子の座席水平保持装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-065633
公開番号(公開出願番号):特開2002-263144
出願日: 2001年03月08日
公開日(公表日): 2002年09月17日
要約:
【要約】【課題】 自動的に車椅子の座席を水平に保持することができる装置を提供する。【解決手段】 軸受部2a、2bを対設した上開きコ字型軸支部1aとその軸受部2a、2bと90度角度位相させた軸受部3a、3bを対設した下開きコ字型の軸支部1bとを一体化した軸支体1を介して、前記各軸受部に基台フレーム4の中央に対設した軸支部4a、4bとその上に載架される座席フレーム5の中央に対設した軸支部5a、5bを枢支軸6、7が中央で立体交差状態に枢支する。前記軸支体1の軸受部2a、2bの下部近傍に紐状物8を緊張固定してその紐状物8を前記基台フレーム4上に設けた牽引手段10により、また、前記座席フレーム5の両揺動側部5c、5dに紐状物9を緊張固定してその紐状物9を前記軸支体1上に設けた牽引手段11によりそれぞれ緊張方向に往復させて、座席フレーム5の傾斜角度を自動的に制御して座席を常に水平にする。
請求項(抜粋):
前輪(24)と動力後車輪(21)に支持された基台フレーム(4)と、座席(22)を固定する座席フレーム(5)との間に、傾斜角検出センサ(13)により電気的に自動制御される前後方向及び横方向揺動型の水平保持手段を備えた車椅子において、前記水平保持手段が、両端部に軸受部(2a)、(2b)を対設した上開きコ字型軸支部(1a)とその軸受部(2a)、(2b)と90度角度位相させた両端部に軸受部(3a)、(3b)を対設した下開きコ字型の軸支部(1b)とを中央背中合わせに一体化した軸支体(1)を介して、前記各軸受部(2a)、(2b)、(3a)、(3b)に前記基台フレーム(4)の中央に対設した軸支部(4a)、(4b)とその上に載架される座席フレーム(5)の中央に対設した軸支部(5a)、(5b)を枢支軸(6)、(7)が中央で立体交差状態に枢支し、前記軸支体(1)の軸受部(2a)、(2b)の下部近傍に紐状物(8)を緊張固定してその紐状物(8)の中間部位(8a)を前記基台フレーム(4)上に設けた牽引手段(10)により緊張方向に往復きるようにし、また前記座席フレーム(5)の両揺動側部(5c)、(5d)に紐状物(9)を緊張固定してその紐状物(9)の中間部位(9a)を前記軸支体(1)上に設けた牽引手段(11)により緊張方向に往復きるようにし、電源(12)を搭載するとともに前記基台フレーム(4)又は座席フレーム(5)の傾きを検出する傾斜角検出センサ(13)と、前記両牽引手段(10)、(11)を駆動制御する各駆動モータ(14)、(15)と、前記傾斜角検出センサ(13)に接続されて前記各駆動モータ(14)、(15)を電気的に制御する電子回路を備えた制御部(16)を有して成り、前記基台フレーム(4)又は座席フレーム(5)の傾斜状態を前記傾斜角検出センサ(13)で感知検出し、検出された傾斜の度合い応じて前記牽引手段(10)、(11)で前記紐状物(8)、(9)を前記駆動モータ(14)、(15)の駆動により緊張往復させて座席フレーム(5)の傾斜角度を自動的に制御して車椅子の座席を常に水平に保持できるようにしたことを特徴とする車椅子の座席水平保持装置。
IPC (4件):
A61G 5/04 506 ,  A47C 3/22 ,  A47C 7/02 ,  A47C 3/02
FI (4件):
A61G 5/04 506 ,  A47C 3/22 ,  A47C 7/02 D ,  A47C 3/02
Fターム (4件):
3B091AB01 ,  3B091AC01 ,  3B091AD01 ,  3B091HA00

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