特許
J-GLOBAL ID:200903079689084924

スペクトラム拡散通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-334561
公開番号(公開出願番号):特開平5-153087
出願日: 1991年11月25日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル相関器を用いたスペクトラム拡散通信装置において、復調データにビット反転が生じないようにすることである。【構成】 ビット反転判定パターンと情報データとから成る送信データが受信され、その受信信号が掛算器1,2に入力される。各掛算器1,2には第1,第2のスイッチ11,12を介して信号COS(ωt+φ),SIN(ωt+φ)が入力され、その出力はA/D変換器3,4で変換される。A/D変換出力されたデータはディジタル相関器5,6に加えられ、リファレンスデータと相関がとられ、その相関出力は加算器7で加算され、マイクロプロセッサシステム8に加えられる。マイクロプロセッサシステム8は相関出力値が所定のしきい値を越えていない場合ビット反転が生じたと判定し、切換信号を前記スイッチに出力してSIN(ωt+φ),COS(ωt+φ)の切換えを行ってビット反転が生じない範囲まで位相シフトを行う。
請求項(抜粋):
ビット反転判定パターンと情報データとから成る送信データをPN符号により変調する第1の変調手段と、この変調信号によりキャリア信号を変調する第2の変調手段とを含む送信機と、上記キャリア信号と同じ周波数の第1の信号を発生する第1の手段と、上記第1の信号とは位相が90°異なった第2の信号を生成する第2の手段と、切換制御信号によって上記第1の信号と第2の信号とを択一的に出力する第1のスイッチと、上記第1のスイッチとは異なった信号を選択するように上記切換制御信号によって上記第1の信号と第2の信号とを択一的に出力する第3のスイッチと、受信信号を少なくとも第1、第2の受信信号に分岐せしめる分岐手段と、上記第1の受信信号を上記第1のスイッチの出力により変調する第4の変調手段と、上記第2の受信信号を上記第2のスイッチの出力により変調する第3の変調手段と、上記第3、第4の変調手段の出力を夫々A/D変換する第1及び第2のA/D変換手段と、上記第1及び第2のA/D変換手段の出力が夫々入力され、設定データとの相関を取る第1及び第2のディジタル相関器と、上記第1及び第2のディジタル相関器の出力を加算する加算手段と、上記加算された相関出力値に基づいてその相関出力状態を検出し、ビット反転を生じる値と判定した際に、上記第1及び第2のスイッチへ切換制御信号を出力する制御手段と、から成る受信機と、を備えたことを特徴とするスペクトラム拡散通信装置。
IPC (2件):
H04J 13/00 ,  H04L 27/18

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