特許
J-GLOBAL ID:200903079691928765

成形型に用いる入子状嵌合部材の離型方法及び離型装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-276457
公開番号(公開出願番号):特開平8-132214
出願日: 1994年11月10日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】衝撃力を利用することにより、スライド中子11の引抜きを行う成形型に用いる入子状嵌合部材の離型方法及び離型装置を提供する。【構成】アルミ系の溶湯金属が金型1のキャビティ10aに注入され、スライド中子11の先端部11aの回りは鋳造品Wで包囲される。次にアクチュエータ4が駆動してホルダ3がX1方向に移動する。するとホルダ3の当接部3iが第2リンク59の被当接部59rに当接し、第2リンク59がA1方向に回動し、第1リンク58がC1方向に回動し、ストッパ部材54はB1方向に退避する。この結果バネ部材51の強力なバネ力で、硬質質量体50がX1方向に高速で移動し、硬質質量体50がホルダ3をX1方向に強圧し、スライド中子11はX1方向に衝撃的に引抜かれ、スライド中子11は鋳造品Wから型離れする。
請求項(抜粋):
鋳造品を成形するキャビティをもつ成形型本体と、該成形型本体にこれに対して引抜き可能に装備され該キャビティ内の鋳造品で包囲される入子状嵌合部材とを備えた成形型と、該キャビティ内の鋳造品で包囲された該入子状嵌合部材に作用する引抜き抵抗を越える大きさの型離れ衝撃力を発生させる型離れ衝撃力発生手段とを用い、流動性をもつ金属を該成形型のキャビティに注入して、該入子状嵌合部材の回りを鋳造品で包囲する注入工程と、該型離れ衝撃力発生手段で発生した型離れ衝撃力を利用して、該キャビティで成形された鋳造品から該入子状嵌合部材を引抜く引抜工程とを順に実施することを特徴とする成形型に用いる入子状嵌合部材の離型方法。
IPC (4件):
B22D 17/22 ,  B22C 9/10 ,  B22D 29/00 ,  B29C 33/44

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