特許
J-GLOBAL ID:200903079697718932

高Crフェライト鋼継目無鋼管の圧延方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038099
公開番号(公開出願番号):特開平8-229606
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、Mo,Wを含有し、高いクリープ強度を有する高Crフェライト鋼パイプの継目無鋼管圧延方法を与える。【構成】 Mo,Wさらに必要に応じてNb,V,B,Niの1種または2種以上を含有する高Crフェライト鋼の継目無鋼管圧延において、素材を1100°C以上、1250°C以下に加熱し、穿孔した後、傾斜圧延で延伸するに際して、圧延開始温度を1000°C以上、1200°C以下とし、延伸圧延の加工度を圧延前後の肉厚、長さで表される一定値以下に規制することにより、素材中にデルタフェライトが残存していても、圧延中の割れの発生を防止することができる。【効果】 本発明により、Mo,W含有の高Crフェライト鋼について、デルタフェライトに起因する割れを生じることなく継目無鋼管圧延が可能となる。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.01〜0.15%、Mn:1.5%以下、P :0.020%以下、S :0.0050%以下、Si:1%以下、Al:0.1%以下、Cr:8〜11%、Mo:0.05〜1.5%、W :0.05〜4%、N :0.01〜0.1%、残部がFe及び不可避的不純物からなる高Crフェライト鋼の継目無鋼管用素材を1100°C以上、1250°C以下に加熱し、穿孔した後、傾斜圧延で延伸するに際して、圧延開始温度を1000°C以上、1200°C以下とし、次式で表される歪εが、0.5以下であることを特徴とする高Crフェライト鋼継目無鋼管の圧延方法。【数1】
IPC (4件):
B21B 19/04 ,  C21D 8/10 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/22
FI (4件):
B21B 19/04 ,  C21D 8/10 D ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/22

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