特許
J-GLOBAL ID:200903079700030246

有機エレクトロルミネッセンス表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-202617
公開番号(公開出願番号):特開2007-026684
出願日: 2005年07月12日
公開日(公表日): 2007年02月01日
要約:
【課題】設備や材料の制約が少なく、容易かつ短時間で実行できる方法によって、前記有機発光媒体層を構成する各層を必要な形状に形成した有機EL表示装置を提供すること。【解決手段】正孔輸送層のパターンと同一パターンの開口部を有するマスク11を基板1上面に配置し、マスク11上面より正孔輸送層を構成する材料の溶液または分散液を噴霧し、乾燥して前記正孔輸送層を形成する。必要な機材はそのマスクだけであり、膜厚の制御が容易で、均一な膜厚の層を形成することができる。また、全面に層形成後不要部位を除去する方法と異なり、不要部分の除去を行う必要がなく、この除去工程の発塵によるショートのおそれもない。このため、煩雑な工程を経ることなく、効率的にかつ安定的に形成することが可能となる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
透光性基板上に、パターニングされた透明電極、画素部位に配列された有機発光媒体層、対向電極をこの順に積層してなり、画素ごとに両電極間に電圧を印加することによって前記有機発光媒体層を発光させる有機エレクトロルミネッセンス表示素子であって、 前記有機発光媒体層が電圧の印加によって発光する発光体層単体か、または、この発光体層に加えて発光効率を向上させる機能を有する発光補助層を積層した多層構造から構成され、 これら有機発光媒体層を構成する各層のうち少なくとも1層がパターン状に設けられている有機エレクトロルミネッセンス表示装置において、 前記パターン状の層が、このパターンと同一パターンの開口部を有するマスクを基板上面に配置し、マスク上面よりその溶液または分散液を噴霧し、乾燥して形成されたものであることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス表示素子。
IPC (2件):
H05B 33/10 ,  H01L 51/50
FI (2件):
H05B33/10 ,  H05B33/14 A
Fターム (4件):
3K007AB18 ,  3K007DB03 ,  3K007FA00 ,  3K007FA01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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