特許
J-GLOBAL ID:200903079700866344

移動型搬送装置、生産ラインの搬送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-394046
公開番号(公開出願番号):特開2003-195919
出願日: 2001年12月26日
公開日(公表日): 2003年07月11日
要約:
【要約】【課題】 搬送効率の高い自律分散型の移動ロボット及び生産ラインの搬送システムを提供する。【解決手段】 3つのラインA,B,C(このラインは増設)に対応して3台の移動ロボット5を配置して各工程の処理装置1間を移動してワークを搬送する。第2工程以降の各処理装置1には仮ロケ2が配置される。移動ロボット5は、自律的に搬送作業を行い、無線により搬送要求信号を受信するとその工程の処理装置1に移動しワークの搬送作業を行う。移動のルールは、指示なしでは素材ロケ3(LI)に移動し、以後、工程順に搬送作業を行う。優先度の高い指示を受けると、その工程に移動する。搬送先の工程で、搬送したワークを投入できないときには、仮ロケ2に載置して次の工程に移動する。これにより、ワーク投入待ちによる移動ロボット5の待機状態を極力抑制して工程能力の差を吸収し、柔軟で効率的な搬送作業を行える。
請求項(抜粋):
搬送対象物を複数の工程間において搬送するための移動型搬送装置において、前記搬送対象物の搬送を要求する前記工程からの搬送要求信号を受信する通信手段と、前記工程間を移動するための移動手段と、前記搬送対象物を搬送する搬送手段と、前記通信手段により前記複数の工程のいずれかの工程の搬送要求信号を受信すると該当する工程の搬送対象物を搬送するように前記移動手段および搬送手段を駆動制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、高い優先順位の設定された搬送要求信号がない場合には前記搬送要求信号を受けた工程から工程順に搬送を行なう第1原則と、前記搬送対象物を該当する工程に搬送したときに工程に投入が不可の状態で且つその工程に待機載置部が設けられている場合にはその待機載置部に前記搬送対象物を載置して次の工程に移動する第2原則とに従って前記制御を行なうことを特徴とする移動型搬送装置。
IPC (2件):
G05B 19/418 ,  G05D 1/02
FI (2件):
G05B 19/418 B ,  G05D 1/02 T
Fターム (13件):
3C100AA48 ,  3C100BB24 ,  5H301AA09 ,  5H301BB05 ,  5H301BB14 ,  5H301CC03 ,  5H301CC06 ,  5H301DD07 ,  5H301DD15 ,  5H301EE02 ,  5H301EE12 ,  5H301GG05 ,  5H301KK04

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