特許
J-GLOBAL ID:200903079705355828

組立て型リニヤベアリング及びその組立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正国
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-184726
公開番号(公開出願番号):特開平9-014263
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 リニヤベアリングの部品点数を少なくし、組立て式として、全体として軽量な製品とし、また一部の部品を他の寸法と組替え可能として、数種のリニヤベアリングが成形出来るものを市場に提供する。 【構成】一部に軸方向の有幅のスリット13が全長に設けてある金属製の軸受ブツシユ10がある。この内面は低摩擦係数・低摩耗係数の軸受材がライニングしてある。内部に複数箇のベアリングボール31を円周方向に保持したリング状の複数箇の保持具30が複数箇嵌めてある。軸受ブッシユ10の両端はスリット13を密着して、この直径を縮めた状態で、エンジニアリングプラスチック製のエンドピース20が嵌め込んで固定し、リニアベアリングとしてある。このようにして部品数が少なく、組立て式で、軸受ブッシュの組替え可能及び軽量なリニヤベアリングトとした。
請求項(抜粋):
一部に軸方向の有幅のスリットが全長に於いて設けてある金属製の軸受ブッシュの内面に低摩擦係数・低摩耗係数の軸受材がライニングしてライニング層としてあり、前記軸受ブッシュの内側には、この内周面に接触する複数箇のベアリングボールを円周方向に保持したリング状の複数箇の保持器が設けてあり、前記軸受ブッシュ及び前記保持器とは別個に成形された一対のリング形状のエンドピースのそれぞれの内端面には、同心円に軸線方向に深さをもつ輪溝がそれぞれ形成してあり、これら輪溝の大きさは前記軸受ブッシュを円周方向に弾性変形させ、その直径を減少させ、前記スリットの寸法を0乃至極接近させた状態で嵌合可能な寸法としてあり、前記軸受ブッシュの両端は前記スリットの寸法を0乃至極接近させた状態で、前記エンドピースの輪溝にそれぞれ嵌合して、前記複数箇の保持器をエンドピース間に係止してあることを特徴とする組立て型リニヤベアリング。

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