特許
J-GLOBAL ID:200903079711106147

近端エコーの直交性を保証する手段を有するDSL伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-059264
公開番号(公開出願番号):特開2000-299650
出願日: 2000年03月03日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ローカルエコーの直交性を可能にしながら周期的後縁を付加せずに簡単な構成によるDSL伝送システムを提供する。【解決手段】 受信すべきシンボル系列は送信されるシンボル系列よりも予め決められた時間だけ遅延させ、各受信シンボルの終了期間に、加入者電話線路から受信された信号に対し、現在送信中のシンボルの終了点に続くある期間の信号部分からフィルター処理により予測されたエコー成分を差し引き、また現在送信中のシンボルの開始点に続くある期間の信号に基づく前記フィルターによるエコー予測値を加算し、フィルター処理用の期間が少なくとも予め設定された時間長であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
デジタル化された周波数領域成分の各々のグループから連結した時間領域信号を生成し加入者電話線路に送出するための逆高速フーリエ変換回路(IFFT)(14)と、加入者電話線路から受信した各々の時間領域シンボル系列(S')からデジタル化された周波数領域成分のグループを生成する高速フーリエ変換回路(FFT)(18)とを有し、受信すべきシンボル系列は送信されるシンボル系列よりも予め決められた時間(δ)だけ遅延させられており、各受信シンボルの終了期間に、加入者電話線路から受信された信号(IN)に対し、現在送信中のシンボルの終了点に続くある期間の信号部分(Xn+1)からフィルター(84)により予測されたエコー成分を減算し(82)、また現在送信中のシンボルの開始点に続くある期間の信号(Xn)に基づく前記フィルター(84)によるエコー予測値を加算し(86)、フィルター処理用の前記期間が少なくとも前記の予め設定された時間長であることを特徴とするデジタル加入者線路伝送システム。
IPC (6件):
H04B 3/21 ,  H04J 11/00 ,  H04L 5/14 ,  H04L 25/03 ,  H04M 1/76 ,  H04M 3/00
FI (6件):
H04B 3/21 ,  H04J 11/00 Z ,  H04L 5/14 ,  H04L 25/03 C ,  H04M 1/76 B ,  H04M 3/00 C

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