特許
J-GLOBAL ID:200903079711228188

廃プラスチックの熱分解方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-237444
公開番号(公開出願番号):特開平9-077906
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 廃プラスチックの熱分解において含塩素プラスチックに起因した生成物の汚染を防ぎ、使用するアルカリの量を削減する。【解決手段】 塩素含有樹脂から塩素が脱離する温度に該廃プラスチックを加熱して廃プラスチックの容積変化を測定し、測定した容積変化(V)から廃プラスチックに含まれる塩素含有樹脂の量(Rmin 、Rmax )を算出し、算出された塩素含有樹脂の量に基づいて廃プラスチックに添加するアルカリの量を決定し、決定量のアルカリを添加して廃プラスチックを熱分解温度で加熱する。塩素が脱離する温度に廃プラスチックを所定時間加熱した後の廃プラスチックにアルカリを添加し、アルカリを添加した廃プラスチックを熱分解温度に加熱して熱分解する。【効果】 燃料として使用した場合に環境汚染の少ない生成物が少量のアルカリ添加で実現される。
請求項(抜粋):
廃プラスチックをアルカリ存在下で熱分解する熱分解方法であって、塩素含有樹脂から塩素が脱離する温度に該廃プラスチックを加熱して廃プラスチックの容積変化を測定し、測定した容積変化から廃プラスチックに含まれる塩素含有樹脂の量を算出し、算出された塩素含有樹脂の量に基づいて廃プラスチックに添加するアルカリの量を決定し、決定量のアルカリを添加して廃プラスチックを熱分解温度で加熱することを特徴とする廃プラスチックの熱分解方法。

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