特許
J-GLOBAL ID:200903079712475693

造形モデル反転システムおよび造形モデル反転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-320604
公開番号(公開出願番号):特開平10-161721
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 造形モデルの片側の半面モデルを反転して反転モデルを作成するのに長時間を要する。また、反転の際の精度が低い。また、反転モデル作成作業における作業者への負担が大きい。【解決手段】 三次元測定器10は、半面モデル上の複数の代表点の位置を測定する。制御部50は、代表点と対称な対応点を求め、また、対応点から他の対応点へボーリングヘッドユニット25を移動させる際の移動軌跡を算出する。作業者Bが操作リモコン42のボタンを押すと、制御部50は、ボーリングヘッドユニットを移動軌跡に従って移動させる。作業者Bは、ボーリングヘッドユニット25を使い、ワーク5に加工用目印となるドリル穴を開ける。この作業が繰り返され、順次、ワーク5に加工用目印が付けられる。
請求項(抜粋):
基準面に対して対称な造形モデルの形成に際し、基準面の片側の半面モデルを基に、この半面モデルを反転した反転モデルをモデル用ワークから形成するために用いられる造形モデル反転システムにおいて、半面モデル上の複数の代表点の位置を測定する測定装置と、基準面に対し代表点と対称な対応点を求める対応点算出手段と、モデル用ワークにおける対応点の位置に加工用目印をつけるマーキング装置と、対応点から他の対応点へマーキング装置を移動させる際の移動軌跡を算出する軌跡算出手段と、算出された移動軌跡に従ってマーキング装置を移動させる移動手段と、を有し、加工用目印が反転モデル上の点を示す情報として用いられることを特徴とする造形モデル反転システム。

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