特許
J-GLOBAL ID:200903079727092103

焼却灰溶融炉の溶融スラグ出滓口構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-092998
公開番号(公開出願番号):特開平8-261440
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 補助的な加熱、塩基度調整剤等を使用せずに、出滓口が閉塞することなく溶融スラグを出滓する。【構成】 溶融スラグ出滓口7は水冷構造を有する金属製の出滓口開閉機構8を有している。開閉機構8は、開口77を有する基部8bと開口77に嵌め込まれた開口88を有するチップ8cと上下動可能なゲート8aとからなっている。炉内に投入された焼却灰層内を電極が貫通し、焼却灰が溶融した溶融スラグ層5に挿入され、そこでジュール熱を発生させ焼却灰を溶融して溶融スラグ層5および溶融メタル層6を形成する。溶融スラグ層5内に電極3の先端部を挿入し、焼却灰を溶融するとともに、溶融スラグ層5の湯面を出滓口7から所定距離上方の高さに所定範囲に保ちながら、溶融スラグの圧力によって出滓口7から溶融スラグ5を排出する。
請求項(抜粋):
焼却灰溶融炉の高さ方向中間部の炉壁に溶融スラグ出滓口を設け、前記溶融炉底面近くの炉壁に溶融メタル排出口を設け、前記溶融炉内に投入された焼却灰層を電極が貫通し前記焼却灰の溶融スラグに挿入し電気抵抗加熱により前記焼却灰を溶融して溶融スラグ層および溶融メタル層を形成し、溶融中は前記電極の先端部を前記溶融スラグ層内に位置せしめ、前記焼却灰を溶融するとともに、前記溶融スラグ層の湯面を前記出滓口から所定距離上方の高さの位置に保ちながら、前記溶融スラグの圧力によって前記出滓口から前記溶融スラグを排出し、前記溶融メタルは前記排出口から排出する焼却灰溶融炉の溶融スラグの出滓口構造であって、所定面積の開口を有する金属製のチップと、これを冷却するための水冷構造を有する金属製の基部と、前記開口の面積を変化させるための水冷構造を有する金属製の可動ゲートとからなる開閉機構を有しており、前記チップが前記基部に取外し可能となるように嵌め込まれており、前記可動ゲートを動かすことにより、前記チップの開口面積を変化させて、溶融スラグの排出量を調整することを特徴とする焼却灰溶融炉の溶融スラグの出滓口構造。
IPC (3件):
F23J 1/08 ,  F27B 3/19 ,  F27D 3/14
FI (3件):
F23J 1/08 ,  F27B 3/19 ,  F27D 3/14 B

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