特許

J-GLOBAL ID：200903079730413999

高温浸炭特性と熱間鍛造性に優れた浸炭用圧延鋼材

発明者： 村上 俊夫 ,  畑野 等 ,  新堂 陽介
出願人/特許権者： 株式会社神戸製鋼所
代理人 (4件)： 植木 久一 ,  菅河 忠志 ,  二口 治 ,  伊藤 浩彰
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-358667
公開番号（公開出願番号）：特開2006-161144
出願日： 2004年12月10日
公開日（公表日）： 2006年06月22日
要約：

【課題】 浸炭深さと優れた熱間鍛造性が求められる例えばCVT用プーリー等の棒状の機械部品用素材として、浸炭や浸炭窒化処理をより短時間で行ない得るよう、従来例よりも高温で浸炭を行なった場合でも優れた結晶粒粗大化防止効果を発揮し、且つ熱間変形抵抗が低くて優れた熱間鍛造性を有する浸炭用圧延鋼材を提供すること。【解決手段】 C,Si,Mnなどの含有率が特定される他、N,Al,Nb,Tiの含有率が特定された圧延鋼材からなり、ミクロ組織がフェライト+パーライト面積率で90%以上を示し、且つフェライト粒度番号が11番以下である、高温浸炭特性と熱間鍛造性に優れた浸炭用圧延鋼材を開示する。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

質量%で、 C:0.05〜0.30%、 Si:0.01〜2.0%、 Mn:0.01〜2.0%、 S:0.005〜0.2%、 Cr:0.01〜2.0%、 N:0.003〜0.030%、 Al:0.01〜0.12%、 Nb:0.01〜0.20%、 Ti:0.005〜0.12%、 を含み、残部はFeおよび不可避的不純物よりなる鋼材からなり、圧延材としてのミクロ組織が、フェライト組織+パーライト組織の面積率で90%以上、フェライト粒度番号が11番以下であることを特徴とする高温浸炭特性と熱間鍛造特性に優れた浸炭用圧延鋼材。

IPC (3件)：

C22C 38/00 ,  C21D 8/06 ,  C22C 38/60

FI (3件)：

C22C38/00 301N ,  C21D8/06 A ,  C22C38/60

Fターム (29件)：

4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA03 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA14 ,  4K032AA17 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA28 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA32 ,  4K032AA34 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA39 ,  4K032AA40 ,  4K032BA02 ,  4K032CA01 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD01

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 特開平4-371522号公報
  
• 特許第3510506号
  
• 冷間加工性および結晶粒の粗大化特性に優れた肌 焼鋼
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-264578   出願人：大同特殊鋼株式会社
• 冷間加工性と浸炭時の粗大粒防止特性に優れた肌焼用鋼材およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-353073   出願人：新日本製鐵株式会社

審査官引用 (1件)

• 冷間加工性と浸炭時の粗大粒防止特性に優れた肌焼用鋼材およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-353073   出願人：新日本製鐵株式会社