特許
J-GLOBAL ID:200903079733335271

抽気蒸気タービンプラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274306
公開番号(公開出願番号):特開平10-121909
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】蒸気タービンからの抽気蒸気をプロセス側に供給している状態で、プロセス蒸気量が減少した際に、抽気逆止弁のチャタリング発生を防止しつつ、プロセス側に蒸気を安定供給できるようにプロセス蒸気供給系統を改良する。【解決手段】タービン1の中間段から抽出した蒸気をプロセス蒸気として、抽気逆止弁4,抽気止め弁5,抽気圧制御弁6を接続したプロセス蒸気供給管路3を通じてプロセス2に供給する抽気蒸気タービンプラントにおいて、タービン,および抽気逆止弁,抽気止め弁をバイパスして主蒸気供給管路9からプラント蒸気管路へ蒸気を直接供給するバイパス系統11を設け、プロセス側での蒸気使用量が減少した際に抽気止め弁を閉じてプロセス側への蒸気供給をタービン抽気からバイパス系統に切り換え、またプロセスでの使用蒸気量が回復した際には抽気止め弁を全開してプロセスへの蒸気供給をバイパス系統からタービン抽気に戻すようにして、抽気逆止弁のチャタリング発生を防止する。
請求項(抜粋):
蒸気タービンの中間段から抽出した蒸気をプロセス蒸気として蒸気需要先のプロセスに供給する抽気蒸気タービンプラントであり、タービンの中間段から引出したプロセス蒸気管路に抽気逆止弁,抽気止め弁,抽気圧制御弁を接続したものにおいて、タービン,および前記抽気逆止弁,抽気止め弁をバイパスして蒸気タービンより上流側の主蒸気供給管路からプロセス蒸気供給管路へ蒸気を直接供給するバイパス系統を設け、抽気蒸気量が規定値以下に減少した際に抽気止め弁を閉じてプロセス側への蒸気供給をタービン抽気からバイパス系統に切り換えて行うようにしたことを特徴とする抽気蒸気タービンプラント。
IPC (3件):
F01K 7/38 102 ,  F01D 17/00 ,  F01K 17/04
FI (4件):
F01K 7/38 102 C ,  F01D 17/00 J ,  F01D 17/00 G ,  F01K 17/04 Z

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