特許
J-GLOBAL ID:200903079735354753

固定部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-053585
公開番号(公開出願番号):特開平10-019075
出願日: 1997年03月07日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 行程距離のために外側の補助力を必要とせずに、十分に高いブロック力の場合に開放角度の独自の調節を可能にする。【解決手段】 相対運動する2つの対象物を固定する固定部材において、ピストンリングのシール作用が、第1の行程範囲内で走出方向でバイパスを介して取り消され、第1行程範囲では、弁部材の圧力負荷面が次の行程範囲におけるより大きく、弁部材の開放方向で作用する背圧が、外力によって任意にピストンロッドの走出運動が停止されかつ弁部材の閉鎖運動が開始されるまで弁部材を開放位置に保持し、第2行程範囲における保持位置から出発して、弁部材の小さい圧力負荷面が、第2の背圧と関係して弁部材の開放運動及びピストンリングの迂回を生ぜしめ、ピストンロッド運動を開始し、押し込み方向で行程位置とは無関係にピストンリングのシール作用が取り消される。
請求項(抜粋):
シリンダーを備えており、前記シリンダー内でピストンロッドがピストンと一緒に軸方向で運動するように構成されており、この場合、前記ピストンは、ピストン基体を有していてかつ前記シリンダーをピストンリングを介して2つの作業室に区分しており、さらに弁部材を備えており、前記弁部材は、前記ピストン基体に対して運動するように構成されていてかつその切換え位置に関連して前記両方の作業室を互いに接続しており、この場合、前記弁部材はその閉鎖された位置で、その開放された位置におけるより小さい圧力負荷面を有している形式の、互いに相対的に運動する2つの対象物を固定するための固定部材において、前記ピストンリング(23)のシール作用は、第1の行程範囲内で走出方向でバイパス(14)を介して取り消されており、第1の行程範囲(H1)では、前記弁部材(33)の圧力負荷面(B)が次の行程範囲における圧力負荷面より大きくなっており、前記弁部材の開放方向で作用する背圧(p1)が、外力によって任意に前記ピストンロッド(5)の走出運動が停止されかつ前記弁部材の閉鎖運動が開始されるまで前記弁部材を開放位置に保持しており、第2の行程範囲(H2)における保持位置から出発して、前記弁部材(33)の小さい圧力負荷面(A)が、第2の背圧(P2)と関係して前記弁部材の開放運動及びピストンリング(23)の迂回を生ぜしめ、かつピストンロッド運動を開始しており、押し込み方向で行程位置とは無関係にピストンリング(23)のシール作用が取り消されている、ことを特徴とする固定部材。
IPC (2件):
F16F 9/00 ,  E05F 3/02
FI (2件):
F16F 9/00 A ,  E05F 3/02

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