特許
J-GLOBAL ID:200903079735736591

多チャンネル反響消去方法及び装置並びにそのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-325692
公開番号(公開出願番号):特開2001-144656
出願日: 1999年11月16日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】多チャンネル反響消去方法において、多チャンネル入力信号のチャンネル間の相互相関を変動させると同時に、その影響がほとんど分からないように付加信号を生成し反響消去性能を向上させる。【解決手段】音響信号からチャンネル毎に音響信号と同期した励振信号を抽出する第1の段階と、抽出した励振信号からパルス信号を生成する第2の段階と、パルス信号に基づきチャンネル間相関が無相関の数列を生成する第3の段階と、励振信号の振幅をチャンネル毎に数列で制御して付加信号を生成する第4の段階と、付加信号と音響信号とを加算して加算信号を得る第5の段階と、加算信号をチャンネル毎に再生手段で再生し、加算信号にインパルス応答を畳み込み演算して擬似反響信号を生成し、収音手段で収音された信号から擬似反響信号を差し引いて差信号を求め、差信号と加算信号とからインパルス応答を推定する。
請求項(抜粋):
各チャンネルの受話に対応する信号をチャンネル毎に再生器で音響信号に再生し、これら各音響信号が上記各再生器から収音器に到る各音響経路を経由して収音され、その収音器からの反響信号から疑似反響信号を差し引き、その残りである残留反響信号と前記各チャンネルの受話信号とから修正ベクトルを求め、この修正ベクトルを用いて前記反響路のインパルス応答の推定を逐次修正し、その修正されたインパルス応答を持つ各疑似反響路を生成し、各疑似反響路に前記受話信号に対応するものをそれぞれ入力して前記疑似反響信号を生成する多チャンネル反響消去方法において、各チャンネルの受話信号からチャンネル毎に前記受話信号と同期した励振信号を抽出する第1の段階と、前記励振信号からチャンネル毎にパルス信号を生成する第2の段階と、前記パルス信号に基づきチャンネル間相関が無相関の数列を生成する第3の段階と、前記励振信号の振幅をチャンネル毎に前記数列で制御して付加信号を生成する第4の段階と、チャンネル毎に前記付加信号を前記受話信号に加算して受話に対応する信号とする第5の段階と、を有することを特徴とする多チャンネル反響消去方法。
IPC (2件):
H04B 3/23 ,  G10L 21/02
FI (2件):
H04B 3/23 ,  G10L 9/00 F
Fターム (12件):
5K046AA01 ,  5K046BB01 ,  5K046HH11 ,  5K046HH24 ,  5K046HH37 ,  5K046HH42 ,  5K046HH56 ,  5K046HH79 ,  9A001HH15 ,  9A001HZ32 ,  9A001JJ23 ,  9A001KK56

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