特許
J-GLOBAL ID:200903079743652933

ATMスイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-192512
公開番号(公開出願番号):特開平7-046252
出願日: 1993年08月03日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 ATMスイッチにおいて、複数の入回線の特定回線にトラフィックが偏った場合のセルバッファのセル蓄積数の均一化をはかる。【構成】 入回線と出回線とを交換接続する格子形のスイッチの各スイッチ毎にセルバッファと多重制御回路とを設ける。送出権信号が各多重制御回路相互間を巡回する。この送信権信号に同一出回線に接続されるセルバッファのそれぞれのセル蓄積情報が挿入される。この送出権信号を受信した多重制御回路では、他のセルバッファのセル蓄積情報を抽出して自セルバッファの一度のセル送出タイミングにおけるセル送出数を演算して決定する。【効果】 各セルバッファのセル蓄積数の均一化がはかれる。また、セル蓄積情報を転送するための専用線を要しないため、転送遅延時間が短くなり、ATMスイッチの高速化に対応できる。
請求項(抜粋):
ATM通信回線のセルが到来する複数N本の入回線と、セルが出力される複数M本の出回線と、この入回線および出回線を格子状に接続するスイッチと、このスイッチ毎にそれぞれ設けられ前記入回線から入力されるセルを一時蓄積するセルバッファと、このセルバッファ毎にそれぞれ設けられ前記出回線へのセル読出を制御する多重制御回路とを備え、前記多重制御回路は、同一出回線に接続された各多重制御回路相互間でセルの送出権信号を巡回させる手段を備えたATMスイッチにおいて、前記多重制御回路は、それぞれのセルバッファ毎にセル蓄積情報を生成する手段と、このセル蓄積情報を前記送出権信号に設定しかつこの送出権信号の内容を監視する手段と、前記送出権信号に設定された他のセルバッファのセル蓄積情報に応じて自セルバッファのセル送出数を所定則にしたがって制御する手段とを備えたことを特徴とするATMスイッチ。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00 ,  H04Q 3/52 101
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-206257
  • 特開平3-038139

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