特許
J-GLOBAL ID:200903079754763141

共有鍵交換方法及び通信機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-013546
公開番号(公開出願番号):特開2004-248270
出願日: 2004年01月21日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】 低性能CPUを搭載した機器を使用する場合でも、機器にタイムアウト検出をさせることなく鍵交換を成功させることが可能な共有鍵交換方法を提供する。【解決手段】 機器Aから公開値Xを受信すると、機器Bは、公開値Yの算出にかかる時間及び共有鍵Kの算出にかかる時間を推定し、鍵交換処理のために機器B側で必要とする演算所要時間Tbを求め、機器Aに送信して応答遅延時間を予告する(S306、S307)。その後、機器Bは、実際に公開値Y及び共有鍵Kを算出する(S309、S310)。機器Aは、演算所要時間Tbを受信し、機器Bからの応答待ち期限(タイムアウト時間)を、この受信から演算所要時間Tbが経過した時点に延長して設定する(S311)。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
暗号化/改ざん認証処理が施されたデータを送受信するために、2つの通信機器間で行われる共有鍵を交換する共有鍵交換方法であって、 少なくとも一方の通信機器が、 対向する他方の通信機器が共有鍵を取得するために必要な情報を、当該他方の通信機器に送信する情報送信ステップと、 前記他方の通信機器が次の応答タイミングまでに行う所定の演算にかかる時間に基づいて、前記他方の通信機器からの応答待ちの期限を設定する設定ステップとを備え、 前記他方の通信機器が、 前記所定の演算を行って前記情報から共有鍵を取得する取得ステップと、 前記応答タイミングで前記一方の通信機器へ所定の応答を送信する応答送信ステップとを備えることを特徴とする、共有鍵交換方法。
IPC (1件):
H04L9/08
FI (2件):
H04L9/00 601C ,  H04L9/00 601E
Fターム (1件):
5J104EA23

前のページに戻る