特許
J-GLOBAL ID:200903079756687582

冷凍機作動流体用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細田 芳徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-056857
公開番号(公開出願番号):特開平9-227886
出願日: 1996年02月19日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【解決手段】(A)環状ケタールあるいは環状アセタールを主成分とする基油、(B)リン化合物、及び(C)酸素含有アミン化合物を配合してなる潤滑油組成物と、(D)ハイドロフルオロカーボンを含有することを特徴とする冷凍機作動流体用組成物。【効果】本発明により、熱安定性、電気絶縁性に優れ、吸湿性が低く、かつ安価な潤滑油組成物が提供され、かかる潤滑油組成物とハイドロフルオロカーボンを配合した本発明の冷凍機作動流体用組成物は、金属接触面における摩耗量の低減が可能であり、相溶性に優れ、熱安定性、電気絶縁性、吸湿性に優れ、かつ安価なものである。
請求項(抜粋):
(A)環状ケタールあるいは環状アセタールを主成分とする基油、(B)一般式(1)及び/又は(2)で表されるリン化合物【化1】(式中、R1 及びR2 は同一であっても又は異なっていてもよく、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基を表す。p及びqは0〜30を表す。R3 及びR4 は同一であっても又は異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜18を有する直鎖アルキル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルキル基、炭素数2〜18を有する直鎖アルケニル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルケニル基、炭素数6〜18を有するアリール基、炭素数7〜18を有するアラルキル基、炭素数1〜18を有するハロゲン化アルキル基、又は炭素数6〜18を有するハロゲン化アリール基を表す。ただし、p及びqが共に0のときはR3 及びR4 は同時に水素原子ではない。)【化2】(式中、R5 は炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖アルキレン基を表す。rは0〜30を表す。R6 及びR7 は同一であっても異なっていても良く、水素原子、炭素数1〜18を有する直鎖アルキル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルキル基、炭素数2〜18を有する直鎖アルケニル基、炭素数3〜18を有する分岐鎖アルケニル基、炭素数6〜18を有するアリール基、炭素数7〜18を有するアラルキル基、炭素数1〜18を有するハロゲン化アルキル基、又は炭素数6〜18を有するハロゲン化アリール基を表す。rが0のときはR6 及びR7 は同時に水素原子ではない。)、並びに(C)一般式(3)で表される酸素含有アミン化合物【化3】(式中、R8 、R9 及びR10は同一であっても又は異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜18の直鎖アルキル基、炭素数3〜18の分岐鎖アルキル基、炭素数2〜18の直鎖アルケニル基、炭素数3〜18の分岐鎖アルケニル基、炭素数6〜18のアリール基、炭素数7〜18のアラルキル基、又はR13-(OR14)s-基(R13は水素原子、炭素数1〜18の直鎖アルキル基、炭素数3〜18の分岐鎖アルキル基、炭素数2〜18の直鎖アルケニル基、炭素数3〜18の分岐鎖アルケニル基、炭素数6〜18のアリール基、炭素数7〜18のアラルキル基を表す。R14は炭素数2〜18の直鎖アルキレン基、炭素数3〜18の分岐鎖アルキレン基、炭素数6〜18のアリーレン基、-Ph-CH2 -基、又は-Ph-CH2 -CH2 -基を表す。sは1〜30である。)を表す。ただし、R8、R9 及びR10のうちの少なくとも一つはR13-(OR14)s-基である。またR8 、R9 及びR10における一つ以上の水素原子がヒドロキシル基、ニトロ基、ニトロソ基、又はメトキシ基と置換していても良い。R8 、R9 及びR10の任意の二つ以上の基の間で環構造を作っていても良い。さらに環構造を構成している1つ以上の炭素原子が酸素原子あるいは窒素原子と置換していても良い。)、を配合してなる潤滑油組成物と、(D)ハイドロフルオロカーボン、を含有することを特徴とする冷凍機作動流体用組成物。
IPC (12件):
C10M169/04 ,  C09K 5/04 ,  C10M105:20 ,  C10M105:18 ,  C10M137:04 ,  C10M137:12 ,  C10M133:06 ,  C10M133:08 ,  C10M133:12 ,  C10N 30:00 ,  C10N 30:06 ,  C10N 40:30
FI (2件):
C10M169/04 ,  C09K 5/04

前のページに戻る