特許
J-GLOBAL ID:200903079757918782

希土類永久磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小島 隆司 ,  重松 沙織 ,  小林 克成 ,  石川 武史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-008121
公開番号(公開出願番号):特開2006-303433
出願日: 2006年01月17日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【解決手段】R1aR2bTcAdFeOfMg組成を有する焼結磁石体であって、その構成元素であるF及びR2が磁石体中心より磁石体表面に向かって平均的に含有濃度が濃くなるように分布し、焼結磁石体中の(R1,R2)2T14A正方晶からなる主相結晶粒の周りを取り囲む結晶粒界部において、結晶粒界に含まれるR2/(R1+R2)の濃度が主相結晶粒中のR2/(R1+R2)濃度より平均的に濃く、結晶粒界部の磁石体表面より少なくとも20μmの深さ領域にまで結晶粒界部に(R1,R2)の酸フッ化物が存在している希土類永久磁石。【効果】本発明によれば、高性能な磁石特性を有し、かつTb又はDyの使用量の少ないR-Fe-B系焼結磁石を提供することができる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
R1aR2bTcAdFeOfMg組成(R1はSc及びYを含み、Tb及びDyを除く希土類元素から選ばれる1種又は2種以上、R2はTb及びDyから選ばれる1種又は2種、TはFe及びCoから選ばれる1種又は2種、AはB及びCから選ばれる1種又は2種、MはAl、Cu、Zn、In、Si、P、S、Ti、V、Cr、Mn、Ni、Ga、Ge、Zr、Nb、Mo、Pd、Ag、Cd、Sn、Sb、Hf、Ta、Wの中から選ばれる1種又は2種以上、a〜gは合金の原子%で、10≦a+b≦15、3≦d≦15、0.01≦e≦4、0.04≦f≦4、0.01≦g≦11、残部がc)を有する焼結磁石体であって、その構成元素であるF及びR2が磁石体中心より磁石体表面に向かって平均的に含有濃度が濃くなるように分布し、かつ該焼結磁石体中の(R1,R2)2T14A正方晶からなる主相結晶粒の周りを取り囲む結晶粒界部において、結晶粒界に含まれるR2/(R1+R2)の濃度が主相結晶粒中のR2/(R1+R2)濃度より平均的に濃く、更に結晶粒界部の磁石体表面より少なくとも20μmの深さ領域にまで、結晶粒界部に(R1,R2)の酸フッ化物が存在していることを特徴とする希土類永久磁石。
IPC (4件):
H01F 1/053 ,  C22C 38/00 ,  C22C 19/07 ,  H01F 1/08
FI (4件):
H01F1/04 H ,  C22C38/00 303D ,  C22C19/07 E ,  H01F1/08 B
Fターム (5件):
5E040AA04 ,  5E040BD01 ,  5E040CA01 ,  5E040NN01 ,  5E040NN06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
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引用文献:
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