特許
J-GLOBAL ID:200903079760877183

自然循環式蒸発缶

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-143756
公開番号(公開出願番号):特開平11-333201
出願日: 1998年05月26日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】本発明の目的は自然循環式蒸発缶において、熱交換器部分での被処理液の流速分布の均一性を向上させることにより、均一な蒸発特性、均一な反応特性を得、さらには被処理液がスラリーの場合でも固体粒子の沈殿がない低沸点成分を連続的に蒸発させるに好適な装置を提供することにある。【解決手段】立形の蒸発缶(1)内に多管式熱交換器(4)を内蔵し、蒸発缶の内壁と多管式熱交換器(4)のシェルの外壁との間を自然対流により流下する被処理液を一様に流入させるための流速を減速する助走区間である広がり管(6)を設けることによって達成される。【効果】
請求項(抜粋):
立形の円筒容器本体と、この円筒容器本体に設けられた被処理液の入口及び出口と、前記円筒容器本体の上部に設けられた蒸気を排出するベーパー管と、前記円筒容器本体を覆い、熱媒により前記円筒容器本体の内部を加熱する熱媒ジャケットと、管外側からの加熱により管内側において被処理液が上昇する多管式熱交換器とからなる自然循環式蒸発缶において、前記円筒容器本体の内壁と前記熱交換器のシェルの外壁の間を自然対流により流下し、前記シェル下部より管内に流入して内部循環する被処理液の流入速度を減速する減速手段を前記シェル下部に設けたことを特徴とする自然循環式蒸発缶。
IPC (4件):
B01D 1/06 ,  B01J 19/00 301 ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/82
FI (4件):
B01D 1/06 ,  B01J 19/00 301 A ,  C07C 67/08 ,  C07C 69/82 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 循環式蒸発缶
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-249769   出願人:株式会社日立製作所

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