特許
J-GLOBAL ID:200903079773391174

高温ガス配管の配管異常検知方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-014054
公開番号(公開出願番号):特開平10-207534
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバ温度レーザに代表される分布型温度センサを用いて高温ガス配管の外部配管表面温度の監視から高温ガス配管の内部配管および断熱材の異常を監視し、特に負荷変動、外気温等の周囲環境の影響を取り除き、内部配管の磨耗による減肉などの損傷発生初期の兆候を検知すること。【解決手段】 分布型温度センサを用いて得られる高温ガス配管の外部配管表面分布データから、異なる計測点間で外部配管表面温度変動の相関特性を作成し、高温ガス配管の内部配管および断熱材に損傷がなく正常な状態での相関特性を基準とし、この基準特性と適合するか否かで高温ガス配管の正常・異常を判定し、また、基準特性との偏差の大小から配管の損傷状態の進行程度を判定する。
請求項(抜粋):
高温流体が流れる内部配管と、内部配管を覆う断熱材層と、断熱材層を覆う外部配管から少なくとも構成される高温ガス配管において、外部配管表面上の複数箇所における温度を計測し、計測された外部配管表面温度分布データから、同一の高温ガス配管上での互いに異なる計測箇所の外部配管表面温度間の温度変動の相関を求め、求められた前記温度変動の相関特性と高温ガス配管に損傷の生じていない正常時の基準温度変動の相関特性との間の差異の有無を基に高温ガス配管構成部材に生じる損傷の有無と、その発生箇所及び損傷の進行状況を検知することを特徴とする高温ガス配管の配管異常検知方法。
IPC (3件):
G05B 23/02 302 ,  F17D 5/00 ,  F23K 5/00 304
FI (3件):
G05B 23/02 302 N ,  F17D 5/00 ,  F23K 5/00 304

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