特許
J-GLOBAL ID:200903079779003001

黒煙除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-137953
公開番号(公開出願番号):特開平11-324648
出願日: 1998年05月20日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 ディーゼルエンジンの排気ガス温度が低い場合でも、これを効果的に昇温してフィルタに捕捉された黒煙を確実に燃焼させることができる黒煙除去装置を提供する。【解決手段】 ディーゼルエンジン1からの排気ガス中の黒煙を捕捉するフィルタ13と、該フィルタ13へ送給する前の前記排気ガスに燃料と空気を供給し得る燃料・空気噴霧ノズル14と、該噴霧ノズル14と前記フィルタ13との間に設けられ前記排気ガスを燃焼し得る触媒燃焼器12とを備えると共に、前記噴霧ノズル14から燃料と空気を供給する前に前記排気ガスを所定温度に加熱・昇温し得る予燃焼器11を備え、該予燃焼器11は、内筒25及び外筒26からなる二重筒で形成され、外筒26内に旋回導入した排気ガスの一部を内筒26内にその周壁部に形成したノズル孔27より旋回導入し、燃料・空気噴霧ノズル18から内筒25内に噴出される燃料・空気の混合気にグロープラグ19で着火させて触媒燃焼器12に流入する排気ガスをエンジンの全運転領域で昇温させ得るようにした。
請求項(抜粋):
ディーゼルエンジンからの排気ガス中の黒煙を捕捉するフィルタと、該フィルタへ送給する前の前記排気ガスに少なくとも燃料を供給し得る第1ノズルと、該第1ノズルと前記フィルタとの間に設けられ前記排気ガスを燃焼し得る触媒燃焼器とを備えると共に、前記第1ノズルから燃料を供給する前に前記排気ガスを所定温度に加熱・昇温し得る予燃焼器を備えた黒煙除去装置において、前記予燃焼器は、前記排気ガスが旋回導入される外筒と該外筒内に導入された排気ガスの一部が周壁部に形成した複数のノズル孔より旋回導入されると共に内壁部が耐熱性材料で被われた内筒との二重筒で形成され、前記内筒内に燃料と空気の混合気を供給し得る第2ノズルと、前記混合気に着火するためのイグナイタとを備えたことを特徴とする黒煙除去装置。
IPC (4件):
F01N 3/02 321 ,  F01N 3/02 ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/36
FI (4件):
F01N 3/02 321 Z ,  F01N 3/02 321 B ,  F01N 3/24 E ,  F01N 3/36 D

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