特許
J-GLOBAL ID:200903079779285791
副室式燃焼室を備えたディーゼルエンジンの連通孔口金
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-267144
公開番号(公開出願番号):特開2000-097029
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 主燃焼室と副室とを連通する連通孔を設けた連通孔口金の鋳造にかかる手間を低減できるディーゼルエンジンを提供する。【解決手段】 シリンダ内の主燃焼室と副室(5)とを、1本の主連通孔(7)と2本の副連通孔(8)とからなる連通孔(6)で連通する。副室(5)は、シリンダヘッドの空洞部に連通孔口金(24)を嵌合させて形成する。主連通孔(7)は、副室(5)から主燃焼室へ向かうに従って通路断面積が大きくなるテーパ状に形成され、各副連通孔(8)は円柱状に形成される。各副連通孔(8)を主連通孔(7)の周面に沿わせるように配置することにより、主連通孔(7)の周面と上記副連通孔(8)の周面との境界に主副連通孔間突条(9)を形成する。そして、上記連通孔口金(24)の鋳造に用いるろう模型を製作する金型は、主連通孔(7)を形作る中子と、副連通孔(8)を形作る中子とを同一方向へ抜き取り可能にしてある。
請求項(抜粋):
シリンダ(1)内に主燃焼室(2)を設け、シリンダヘッド(3)に凹設した空洞部(23)に連通孔口金(24)を嵌合させて副室(5)を形成し、その連通孔口金(24)に設けた連通孔(6)によって上記主燃焼室(2)と上記副室(5)とを連通させ、その連通孔(6)を1本の主連通孔(7)と複数本の副連通孔(8)とで構成し、上記各副連通孔(8)を上記主連通孔(7)の周面に沿わせるように配置することにより、上記主連通孔(7)の周面と上記副連通孔(8)の周面との境界に、上記主連通孔(7)に向かって先鋭状に隆起する主副連通孔間突条(9)を形成した、副室式燃焼室を備えたディーゼルエンジンにおいて、上記連通孔口金(24)の鋳造に、ろう模型(33)を用いた鋳造品を使用し、上記主連通孔(7)を、上記副室(5)から上記主燃焼室(2)へ向かうに従って通路断面積が大きくなるテーパ状に形成するとともに、上記副連通孔(8)を円柱状に形成し、上記ろう模型(33)を製作する金型のうち、上記主連通孔(7)を形作るテーパ状の中子(31)と、少なくとも1本の副連通孔(8)を形作る円柱状の中子(32)とが同一方向へ平行に抜き取り可能になるように上記主連通孔(7)と上記少なくとも1本の副連通孔(8)との姿勢を設定した、ことを特徴とする副室式燃焼室を備えたディーゼルエンジンの連通孔口金。
IPC (4件):
F02B 19/08
, F02B 19/14
, F02B 19/16
, F02B 19/18
FI (5件):
F02B 19/08 F
, F02B 19/14 B
, F02B 19/16 B
, F02B 19/16 L
, F02B 19/18 B
Fターム (6件):
3G023AA01
, 3G023AA19
, 3G023AB05
, 3G023AC04
, 3G023AD28
, 3G023AD30
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