特許
J-GLOBAL ID:200903079785491158

長繊維強化ポリオレフィン結晶性樹脂を含有する起源組成物及びそれからなる成形品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 出田 晴雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-163792
公開番号(公開出願番号):特開平9-324080
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 射出成形機への食込み性向上、射出成形品中のボイド率抑制及び物性向上策確立。【解決手段】 ガラス長繊維強化柱状物(平均長約10mm)に対してステアリン酸カルシウム(柱状物の重量基準で0.003wt%)を外部添加し、タンブラーミキサーで均一に混合して成形用の起源組成物を調製した。ここで用いられた上記強化柱状物はガラスロービング[平均繊維径17μm;集束本数4000本;Tex番手2310のポリプロピレン用銘柄]を開繊含浸装置中で開繊と共に樹脂を含浸させて得られた長繊維強化ストランド(長繊維含有量40wt%)の所定長切断物である。上記の成形用組成物を射出成形して試験片を得、その状態調整を行なったものについて、そのボイド率及び曲げ強度並びにその成形時の可塑化時間を測定した。【効果】 射出成形品のボイド率0.9%;曲げ強度220MPa;可塑化時間短縮率37%を達成。
請求項(抜粋):
基材樹脂であるポリオレフィン結晶性樹脂90〜20重量%と長繊維強化材10〜80重量%とから形成されると共に該長繊維強化材が実質的に平行に整列された平均長3〜50mmの長繊維強化ポリオレフィン結晶性樹脂柱状物に、該柱状物の重量に対して0.0015〜0.15重量%のステアリン酸カルシウム類が外部添加された起源組成物。
IPC (7件):
C08L 23/00 LCD ,  C08J 5/04 CES ,  C08J 5/08 CES ,  C08K 5/098 KED ,  C08K 5/14 KES ,  C08K 7/14 KFT ,  C08L 23/26 LBZ
FI (7件):
C08L 23/00 LCD ,  C08J 5/04 CES ,  C08J 5/08 CES ,  C08K 5/098 KED ,  C08K 5/14 KES ,  C08K 7/14 KFT ,  C08L 23/26 LBZ

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