特許
J-GLOBAL ID:200903079785882076

接ぎ木ホルダー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 兼子 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108316
公開番号(公開出願番号):特開平9-294465
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 使用後の回収が不要な接ぎ木ホルダーを提供すること。【解決手段】 支持体2の下穴2cから接ぎ木ホルダー1内へ、上部を斜めに切断して除いた台木5の上端部を挿入する。その後、下部を斜めに切断して除いた穂木6の下端部を、支持体2の上穴2bから接ぎ木ホルダー1内へ挿入する。挿入された穂木6は、その切断面6aが台木5の切断面5aに接合された状態で、支持体2により圧着固定されて、互いに活着される。活着後、接ぎ木が成長し太くなると、接ぎ木ホルダー1の割れ目2aの開放が広げられ、やがて、接ぎ木ホルダー1は接ぎ木から外れて土7上へ自然落下する。落下された接ぎ木ホルダー1は、カプロラクトンとラクチドの共重合体による生分解性樹脂で成形されているので、土壌中にて微生物により炭酸ガスと水に分解される。
請求項(抜粋):
上下が開放された筒状の支持体と、その支持体の上下方向に設けられた前記支持体の内周に達する割れ目と、前記支持体の外周壁に所定の間隔を隔てて上下方向に設けられた一対の側壁とを備え、その一対の側壁を互いに近接する方向に摘むことにより、前記割れ目の開放と前記支持体の内径とを大きくして、その支持体内へ台木又は穂木を挿入する接ぎ木ホルダーにおいて、前記支持体のうち前記一対の側壁間には弾性を有する弾性壁を備え、前記支持体と、前記側壁と、前記弾性壁とを生分解性樹脂により一体に成形したことを特徴とする接ぎ木ホルダー。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 接ぎ木支持具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-342338   出願人:カゴメ株式会社, 大日本印刷株式会社

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