特許
J-GLOBAL ID:200903079786804508

電磁シールド接続装置、及び該接続端子

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-213831
公開番号(公開出願番号):特開平11-026978
出願日: 1997年07月03日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、携帯電話機等の電子機器の薄型化、小型化およびコスト低減の要求に対して多元的に応える電磁シールド接続装置に関するものである。【解決手段】 電磁シールド容器(1)は隔壁(2)を具備し、接続端子(30)は、実質的“U”字形断面を有する第1支持部(32)と第2支持部(33)とが“U”字形断面が対面するよう離れて配置され、支持部間を結ぶ連絡片1(38)と連結片2(39)のそれぞれの中間部分には、横断面が実質的逆“ハ”字形となるよう対向する弾性バネ片1(44)と弾性バネ片2(45)を設け、隔壁(2)が弾性バネ片1(44)と弾性バネ片2(45)との間に介在した時、隔壁(2)が加圧接触される電磁シールド接続装置。
請求項(抜粋):
電子回路(3)を少なくとも部分的に囲む電磁シールド容器(1)と、配線パターン(5)を有する印刷配線基板(4)とを、接続端子(30)を介して電気的に接続させる電磁シールド接続装置において、電磁シールド容器(1)は、導電性を少なくとも部分的に有する隔壁(2)を具備し、接続端子(30)は、配線パターン(5)上で少なくとも一部分が半田付け接続される平面状の固定部(31)の少なくとも一部分を底面1(42)とし、かつ底面1(42)より対向して伸び出る支持片1(34)と支持片2(35)を具備した実質的に“U”字形断面の第1支持部(32)と、少なくとも部分的に平面状の底面2(43)より対向して伸び出る支持片3(36)と支持片4(37)を具備し、かつ底面2(43)と支持片3(36)と支持片4(37)とで形成する実質的“U”字形断面が、第1支持部(32)の実質的“U”字形断面に対し平行する面に対面するように離れて配置された第2支持部(33)と、離れて並ぶ支持片1(34)と支持片3(36)との間を互いに連結する連結片1(38)と、離れて並ぶ支持片2(35)と支持片4(37)との間を互いに連結する連結片2(39)とで主構成され、連結片1(38)における支持片1(34)と支持片3(36)との中間部分1(40)と、連結片2(39)における支持片2(35)と支持片4(37)との中間部分2(41)は、前記実質的“U”字形断面と平行し、かつ中間部分1(40)と中間部分2(41)を横断する断面において、少なくとも部分的に実質的逆“ハ”字形断面となるよう対向した弾性バネ片1(44)と弾性バネ片2(45)を具備し、隔壁(2)が弾性バネ片1(44)と弾性バネ片2(45)との間に介在した時、弾性バネ片1(44)と弾性バネ片2(45)の少なくとも一方が隔壁(2)に加圧接触することを特徴とする電磁シールド接続装置。

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